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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

人間界究極のモノヅクリ

2023年03月03日 | open

























マサオ、ほんまの事言うたろか。
人間界で究極のモノヅクリは
料理やで。

フランスで修行した料理人で
最近人気ある志摩さんが、フ
ンスで学んだ本物のフランス
料理、つまり高価レストランで
の料理ではなく、家庭的なフラ
ンス料理のノウハウを教える。
かなりいい番組。
ちょっとしたひと工夫で、日本
でも家庭料理が抜群に美味しく
なる。
これ、実は食のど真ん中かと思
う。
特別に訓練した特別な腕を持つ
スペシャリストとしての料理人
ではなく、誰もが要諦とコツを
知ることで、日常的な家庭料理
が抜群に美味しくなる。
人類界での究極のモノヅクリは
料理だ。
それは、ほんのひと工夫、考察
の実践によって実現できる。
超高級な食材や、特殊な技法を
用いて作る「特別な人による選
ばれた人たち用の料理」ではな
い物を作れるか否かがホントの
料理のコア部分だ。
なので、料理を作る時には、自
己完結の自画自賛ではない真心
が必要になる。
どうやったら、食べる人が笑顔
を浮かべてくれるのか。
これに尽きる。
料理こそは、人間界における究極
のモノヅクリだ。

そして、それは、刃物の使い方
ひとつで大きく違いを見せる。
刃物ありき。
料理に使う刃物は、人間世界で
一番平和と愛と笑顔をもたらす
物だ。
刃物=危険=人を傷つける物、
という固定観念を持っていては、
料理によって人に幸せと笑顔を
運ぶ人となるのは不可能だろう。
キッチンナイフ=包丁は、幸せ
を人に与える刃物だ。


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