渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

映画『ハート・オブ・ストーン』(2023)

2024年09月09日 | open



秘密の国際平和維持組織が
世界を紛争地域にしようと
暗躍する悪者たちと戦う。

ミッションインポッシブル
の製作陣が製作にタッチし
ているので、アクションシ
ーンはかなり良い。
だが、肝心のプロットとセ
リフが超絶くだらなく、全
く映画作品として面白くも
何ともない大金をかけたウ
ルトラ駄作。
脚本がてんで駄目。
登場人物に無駄話の雑談を
させ過ぎるのだ。
こういう本屋の自己満足的
作品は結構多い。軒並み駄
作映画となっている。
映画はカメラだけではない。
ホンこそが命だ。
本作、アクションシーンは
秀逸、内容は史上最低ライ
ンのZ級作品だ。ほんとに
つまらない。
2時間5分、観るに堪えない
超絶ウルトラ駄作が本作だ。
21,362,200,000円をかけて。
213億円ですよ(笑
それでこれか。


ただ、素晴らしい映像のア
クションシーンも嘘まみれ
過ぎるというチャチな点も
見受けられる。映画によく
ある嘘。

銃撃戦で、どうしてソファ
の後ろに隠れただけで銃弾
を弾き返せるのか。
どうしてテーブルを立てた
だけで防御できるのか。
映像作品によくある虚構だ。
実際には9mmパラベラム弾
はそんな物はスッポスポに
貫通する。
しかも、M4カービンの5.56
弾まで跳ね返していた。
ソファやテーブルの中に
30ミリ鉄板でも入っている
とでもいうのか。
実にバカバカしい。
ポルトガルのリスボン市街地
での夜のカーチェイスシーン
と雪山でのアクションは結構
良かったが、とにかく台詞と
物語の組み立てが拙劣すぎて、
大金をかけたダメダメ映画に
なってしまっている。残念。




 



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