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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

系図

2021年06月16日 | open



いずれの御家も御家中も、武家の系図
なん
てのはかなりテケトン大魔王だと
うよ。
うちにしても天正までは直系尊属は
明確になっているけど、それ以前に
ついては粉飾や脚色、後世の付会が
多いのではないかなぁ。
系図が正確無比ならば、尊卑文脈まで
遡れるのだろうけどさ。
武家ではなく公家だけは、さすがに
奈良飛鳥時代まで明確になってます
ね。武家のように取ってつけたような
出鱈目はまず見られない。
武士なんてのは、貴種降誕譚も創作が
多くて、結局はどこの馬の骨かわから
ないようなのが武力で力持ったから
僭称、てなのが大集合という現実は
実際のところある。
江戸幕府将軍家の徳川家にしても、姓
を最初は源ではなく藤原としていた程
だし。賜姓でなくて勝手に姓を選んで
名乗ってよいものではないのに、姓は。
姓(かばね)ではなく姓(せい)は。
かばねも勝手に名乗れないけど。
まあ、なんてのか武家はテケトン。
「切り盗り強盗武士のならい」とは
よく言ったもので、武力で何もかも簒奪
したのが武士。
明治「維新」後に爵位持って貴族気取り
なんてのは、公家たちからしたら噴飯物
だったのではないかなぁ。面と向かって
言うと殺されるから言わなかったのだろ
うけど。


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