渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

路面接触 ~二輪走行の注意点~

2024年06月22日 | open



サーキットにはまず無いが、
一般公道では路面状態が走
に細かい部分で不適切な状況
もある。

上図はその一例。
左に急激に回り込んで下る
路面で、ある場所から急に
フラットになる。
フラットになる部分は、道路
なのでカクンとはならずごく
短い区間にスロープ状の地帯
がある。
だが、このエリアが禁物。

つまり二輪で車体をバンクさ
せて旋回させていくと、ただ
でさえ車体と路面の空間が狭
まるのに、路面の起伏により
それが一気に縮まる区間が出
来てしまう。
つまり、二輪車のどこかの部
分を路面にこすってしまう。
コンビニ出口やファミレス出
口で四輪車がよく腹こすりを
するあれと同じ原理。

かといって、グルリ~と回り
込むカーブの道路で、道路の
Rの旋回途中に段差とまでは
いかなくとも、そうした鋭角
な起伏が存在する場合、通常
の速度域で寝かし込み旋回を
していたら、突然ガッと車体
の一部と路面が接触する事が
ある。
狭い峠のRのきついヘアピン

の急勾配カーブなども、この
物理的状態と同
じになる路面
状況が数えきれ
ない程存在す
る。

こういう場所。








こういうUターンのよう狭いR
で勾配のきついヘアピンでは
登りでも下りでも、二輪で

かせていくと、低速でもスク
ーターあたりでは
ガリッとこ
する。


そうしたポイントエリアで、
車体が路面を舐めるように
ザッと擦るならまだよいが、
車体と路面が衝突のように
接触した時の結果は、二輪の
場合は、何かの
外因によりク
リアするか、後
輪が浮き上が
って転倒するか
の二種類しか
ない。
四輪の場合は多少腹がこすろ

うが、超高速でない限り運転
者には支障はないが、二輪は
そうはいかない。
通常の深いバンク旋回による
車体
の路面接触とは異なるの
で、
対処はかなり難しいが、
咄嗟
の適正対処により、フル
バンク
近くであってもクリア
できる
ケースも実際にある。

ただし、サーキットのような
コースには存在しないこうし
た路面状況が公道ストリート
にはいたる所に多く存在する
ので、コー
ス走行とは別なチ
ャンネル回
路を自分の中に設
けて、そし
て充分にパブリック
ロードを
解析する事により、
二輪の転
倒事故を防げる事に
も繋がる。

それをやり続けて考察を深め
て、その考察の適正部分を実
行に移すと、結構なペースと
軽快な走りをしても、1985年
から一切無転倒という事にも
なる。現実的に私がそうなの
であ
るから、その事実は否定
のしようがない。(私有地敷
地内での曲乗り練習等での車
体倒し等はカウントしていな
い)

無転倒は「たまたま」であろ
うが、限
りなくその「たまた
ま」度合
いを激減させるよう
に私の場
合は細心の注意で二
輪車を公道で走
行させるよう
にしている。

今のところ、40年近く無転倒
だ。
立ちゴケは、12才の時に初めて
自分でバイクに乗って以来、
一度たりとも無い。
走りゴケは高校時代は皆無。
1982年から1985年夏までは
「馬鹿なのか?」という程に
転んだ。
だが、検証を冷徹に深める事を
やり始めて、走りと道路の関係
を掘り下げて行ったら、無転倒
者となった。
それは現在でも続いている。
なお、峠等のワインディングの
走行は、私は自分の限界の4割
以下のレベルで走行するように
常に心掛けている。
無事故無転倒は今後も継続し
たいところだ。

Uターンの時に転ぶ人。
もっとエンジン吹かして半クラ
上手く使った方がいいと思いま
すよ。

白バイみたいに。

 



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