
現行品の金ラベルのブランズウィ
ック・チョークは使用前の塗りの
感触が良いし、撞いた感覚も良い
のだが、重大な発見をしてしまっ
た。
全く、現行品のマスターと同じタ
ッチなのだ。塗り感触も散りも。
ラベルの中身は両者は同じかも。
製造元は一緒だ。
だとすると、マスターが1個90円、
ブランズウィックが150円なので、
ブランド名称にこだわらないのな
ら、マスター・チョークを選択し
たほうが経済的だ。
ただ、どういう訳か、マスター銘
柄はロットによって出来不出来が
ある。
焼成具合によるものか何かは分か
らないが、確実にある。それは斯
界では有名。現実にそれを感知す
るシーンは多い。
いえるのは、今の金ラベルブラン
ズウィック・チョークは、黒ラベ
ル時代のブランズウィック・チョ
ークとは明らかに質が異なる。
現行品金ブラは現行品マスターと
の質的区別がつかない。
昨夜の12時間撞き通しでは、結局、
手持ちストックの座無しのオール
ド・シルバーを出してそれを通し
で使用した。
座無しシルバーは、昔の黒ブラを
ややサラサラにした感覚。タップ
乗りは良い。
しかし、廃番。
ナショナル、黒ブラ、座無しシル
バー、etc・・・・。
良質なチョークがどんどん消滅し
て行っている。廃業ではない。
製造元は同じなので、製造元企業
の内部で「何か」が変わっている
のだ。
ただ、現行品の金ラベルのブラン
ズウィックもマスターも決して悪
い物ではない。プレーには充分だ。
ねっとりこびりつかないし。
この「ねっとりし過ぎない」とい
うのは、これはかなり大切な事だ。
手玉と的玉の不正移動を産まない
からだ。
減りに関しては廃番のナショナル
のみは異様に早くて、多分40時間
程で無くなる。マスターや現行の
ブラは持ちは100時間を超えるの
ではなかろうか。
何回塗ると使用不能まで減るのか
を実験したデータはあまり見ない。
日本の雑誌あたり企画しそうな
気もするが、まだ未見。