渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

撞球 14.1ラックコンティニュアス ~ストレートプール~

2024年06月22日 | open

玉撞き ~取り順~


適当に場当たり的に玉を入れて
いるのではない。
14.1ラックコンティニュアスの

展開の練習なので、計算して
計画通りに入れて手玉を狙った
ゾーンに移動させて、場を作っ
て行っている。

これ、プールでもビリヤードで
も撞球の基本だが。
撞球は「手玉をコントロールす

るゲーム」だ。
この動画は次のラックに繋げる
為に黄色1番をブレイクボール
として場を作りながら玉を入れ
続けている様子。
14.1ラックという種目は15個の
カラーボールの1
個を最後に場
に残し、次のラックヘッ
ドの
1個だけ無い三角ラックの14個
を場の1個の
残り玉(ブレイク
ボール)をポケットに入
れなが
ら手玉でラックを割る。

そして、持ち点120点や150点
までのノーミス撞き切りを目
指す。
ただ、私は超上級者ではないの
で、14.1ラック=ストレートプ
ールでのハイランは現在まで53
球しか連続得点できていない。
120点ほどノーミスで撞き切る
実力があって初めてどうにか
14.1ラックでは対プロともそこ
そこの勝負になる。
ナインボールなどは簡単過ぎる
ので、5ラック先取りなどの短
期戦練習相撞きでは、時たま
プロに勝つ事もあるが、ストレ
ートプールではじわりとした地
力がプロとは領域が異なるので
確実に負ける。

私の撞球は、見の眼と観の眼を

交互にスイッチさせてエイミン
グと進路と全体を空間把握する
手法を採っている。
手玉の撞点のみを凝視する事は
しない。それをするとほんの
わずかコンマミリ単位のズレが
生じた場合大きくミスポケット
する
可能性が発生するからだ。
これは物理的にそうなる。

私の玉撞きは、見観の眼を交互
に使い、全体像を把握して、手
玉と的玉の進行ラインを掌握す
る。
撞く瞬間には、視線としては手
玉の撞点のみは見ていない。
全体を捉える剣法と同じ目付け
を使用している。
スコープを使った点と点を結ぶ

遠距離狙撃のエイミング方法で
はなく、散弾銃での射撃の身体
用法と同じような方法で私は玉
を撞
いている。


ボウラードなどの得点は実力
判定にはならない。
私は300点パーフェクトは未達
成だが、常に250以上は出す。
それが3ゲーム平均ならばプロ
試験ならば即合格する。
だが、プロ選手たちの実力は
ボウラードなどでは測れない。
SA級やA級とトーナメントプロ
とは玉入れの
実力に大差はない。
差があるのは「勝負強さ」だ。
プロはプロとしての領域がある。
それはとても高次元な領域だ。

アメリカンプールはいろいろな
競技種目があるが、この20世紀
初頭に発明された14.1ラックが
プールの王道、王様。キング・
オブ・プールだ。ザ・プール。
それゆえ14.1ラックは別名ストレ
ートプールとも呼ばれている。
玉撞き 〜ストレートプール〜



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