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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ココボロの美しさ

2022年07月12日 | open

キュー キュー メッヅ MSP2-C
pool cue Mezz MSP2-C


ココボロの美しさ。
これは撮影用の特別良い色合いと
杢目のココボロ個体製品だろう。
赤みが注した深いワイン色の杢
を見せるココボロはめったに無い。
この同社同型番製品でも、多くは
パーフェロー(モラド/ボリビア
ン・ローズウッド←ローズウッド
ではない別種だが商品名でローズ
の名称が使われている)と同じ
ように茶色が強くなっている。



既に引退したティム・スクラグス
が作ったココボロの四剣。
最高素材のココボロを使用して
いる。一般的な並クラスのココボ
ロは焦げ茶色である。この赤色は
染めてない。


ココボロは学名ダルベルギア・
レトゥサという銘木。別名サザン・
アメリカン・ローズウッド。
メキシコやコスタリカ、コロン
ビア等に生息している。
武具の柄や家具、楽器、ビリヤー
ドのキューなどに使われる。
ブラジリアン・ローズウッドの
規制以降、ココボロは大量に伐採
利用された。そして、2017年から
SITESの条項2指定となり、ワシン
トン条約により国際取引が終了
した。もう新品のココボロ材は
事実上手に入らない。生産国と
輸入国の政府の公式許可証を有
する研究機関の研究材料等を除
いては。

ココボロは溢れかえっていた。
ナイフのハンドルでも多用され
ていた。
しかし、あまりにも代用ハカラ
ンダとして多く出回る=大量伐
採という現状を見て私は10数年
前に危惧していたし、この日記
でも書いていた。
案の定、ワシントン条約指定種
となり、伐採禁止、国際取引禁止
措置となった。
輸入する場合は、日本側として
は経済産業省の許諾が必要であ
り、また産出国側も合法伐採証
明等々政府の正式な書類が必要
であり、事実上もう輸入はでき
ない。象牙と同じ。

私の予想では、次はボリビアの
パーフェロー=モラド=ボリビ
アン・ローズウッドあたりが
ワシントン条約規制の対象に
なりそうな気がする。

パーフェロー/モラドで作られた
ボリビア
製のケーナッチョ。
ボリビアのプロミュージシャン用
の特別注文製作品。
多分だが、予想としてはこの木材

も近い将来伐採禁止になるのでは。


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