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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

TAD遣いという種族

2023年10月09日 | open


1970年代中期までに作られた
TADキュー。TADコハラ氏の
鑑定書撞き。コハラ氏自身が
晩年にフルリペア。たぶん
74~75年製。


1995年製TAD。TADコハラ製。

私はTAD遣いだ。
初めてTADキューを所有して
使ったのは1980年代。
ステインのプレーンタイプ。
そして90年代に再びTADと
出会い、さらに1970年代製
のTADキューと出会った。
私はTADキューの能力に魅せ
られた種族の一人だ。
私は「TAD遣い」である。
「遣い手」ではないが(笑 
ただ、私の撞き方は「TADを
使う人間」の撞き方であり、
そのような撞球スタイルだ。

2本のTADコハラ製のTADカス
タムキューとは別に、あと2本
TADにそっくりなキューを持っ
ている。
2本とも私のオリジナル。
そのうちの1本は私が作った。
デルリン素材やパーツはキュー
リペアマンのバディ藤田さんが
廃業する時に貰った。「キュー
を作る時に使ってください」と。
人間的にも仕事内容も国内最高
峰の仕事師だった。同学年の気
の合う男だった。彼とは不思議
な(本当に不思議な)縁で繋が
っていた。世の中、縁がある
無いはきっぱりと存在している。





自作のTADコハラインスパイア
モデル。未熟ながら私の集大成
だ。
これが存外、出来が良い。
出来というのは撞球性能が。

材料は私自身が30年寝かせた。




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