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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

理想形

2022年03月05日 | open



自分が作りたいキューの理想形。
ブランズウィックのタイトリスト
コンバージョンタイプ。
ハギのべニアの色も、伝統的な
タイトリストカラーの四剣。
リングもファンシーリングでは
なく、シンプルな黒樹脂一択。
ジョイントはパイロッテッド。

だがしかし。
実は、バット部分がパイロッ
テッドの溝えぐりがありの構造
で、それにフラットフェイスの
シャフトを連結すると、独特の
抜けの撞き味があるのは知られ
ていないのか、わざわざそれを
試す人は少ないようだ。
別目的で作られた構造の物同士
を試しにジョイントさせたら
思わぬ面白さが出るのだが、
たぶん、それを目的として別構造
体をわざわざそのために作るの
は外れの場合無駄足になるから
だろう。

別目的構造体自体のコンバー
ジョン。
これ、実は面白い結果が出ます。
ほんのわずかなバットジョイント
内部に凹の溝があるだけで、そこ
にフラットジョイントのシャフト
を繋ぐと、振動収束性が高まるの。
結果、余計な動きが減少してより
ソリッド感を出しつつ、不必要な
不正振動によるズレが減少します。
これまではいかにジョイントを
強固に連結するかがキューの主軸
でしたが、ハイテクシャフトの
先角のように、あえてジョイント
部に空洞を設けることで、軽量化
による振幅量を軽減させる。
軽量化は樹脂カラー採用という
方向ではないので、ソリッド感も
残しつつ、打感はぼやけない。
でも、それをやっているキュー
ビルダーやメーカーはいません(笑)。
そんな酔狂は、たまたま試したら
あら不思議、こりゃ面白い、てな
事で、わざわざそれで作ったり、
いろいろなシャフトを着けて
コンバージョン路線を試してる
おバカなおいらくらいなものかと。
既存の固定意識を壊すと、案外
面白い物が出来ます。
中空ジョイント。面白い撞き味
になります。


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