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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

親バカ

2022年07月17日 | open
 


げにも気持ち悪きものに「親バカ」
がある。
親バカを見たら触れてはならない。
あらゆる社会規範や礼儀や作法を
無視しようとも、自分が正しいと
して反発するのが親バカだからだ。
例えば、狭い映画館で足を前の座
席に投げ出している子どもがいて
それを注意すると「うちの子が
楽にしてるのに何だ」と反発する。
また、あるいは、電車の中で、子
どもが土足で座席でぴょんぴょん
飛び跳ねているので、それを注意
すると注意した紳士やご婦人のほ
うが悪いかのように親が感情的に
抗議する。
列に並んでいる時に子どもが横入
りをして注意されたら、親が出て
来て注意したほうをどやしつける。
うちの子に何だ、と。
電車が混んで来ても、乗車券を持
たない幼児を座席に座らせたまま
でいる。目の前にかなりの老人が
立っていても。子どもに法的着座
権利は無い。だが、法的問題以前
の事だ。
 
親バカ。
社会性は一切持ち合わせていない
反社会的な思考と行動を為す恥ず
かしき種族の年齢だけ行った大人。
絶対に相互扶助の理解、社会規範
の理解と実行、礼儀作法や躾、社
会人としてのあるべき思考と行動
等は発生しない。
いい大人がそれをやる。
厄介なのは、「自分が絶対に正しい」
と思い込んでいる事だ。
もう躾や行儀の教育等は一切無い。
まあ、野良犬のような事を子どもが
していても叱りもしなければ指導も
教育もしないどころか、それを擁護
しようとする。
頭おかしい。
愚かどころではない。
社会人としての判断力が完全に機能
停止しているのだ。
もはや健常者としての社会人活動が
できない。
 
触らないのが一番だ。
絶対に更生しないのだから。
自分の反社会的な思考や行動を反省
する事は絶対にやらない。
親バカを現認したら、無視するに
限る。
実害が及ぶシーンでは難しい問題
が発生するが。
全て自分らを正しいと頑として
理解しようとはしない種族なので。
まあ、礼儀や社会規範などは彼ら
には関係ない。
自分中心だ。
そして、死ぬまで、永遠にその
誤りと愚行が人と社会に対して
悪しき事を為していると気づく
事はない。
不治の病みたいなものなので、
親バカを見たら無視しかない。
親バカ族は、少し観察するか
話せばすぐにそれと判明する。
そして、それら親バカは、子ども
に関する以外のシチュエーション
でも不適格な判断や思料をさらけ
出すことが非常に多い。
そもそもが何事につけ適切な判断
能力が低いのだろう。
そして常に自分が正しいとするの
だから始末悪い。

病は治癒する事もあるが、親バカ
は治らない。
戦前に開発された特効薬の「バカ
ナオール」をつけても治らない
だろう。
 


 
 

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