渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

戦局

2023年06月25日 | open



今、ロシアで何が起きている
のか。
だが、ウクライナにとっては、
の敵は味方とはならないだ
ろう。
ヒトラーが全権を掌握するか
ゲーリングが権力を握るかの
違いでしかないからだ。







予定調和の出来レースだ。
戦争の戦局に変化は無い。

軍事とは政治対立の解決手段の
一だ。
政治的対立を軍事力で解決を
指すのが戦争だ。
戦争とは政治合戦なのである。
首がすげ変わろうと、戦時対戦
国の関係に変化はない。
戦争になったならば、戦争で
決着をつけるしかない。
ウクライナ対ロシアの関係は、
ロシア国内で親ウ派が権力を
掌握しない限り、この戦争の
終結は無い。
この戦争はウクライナが消滅
するか、ロシアが第三革命に
より消滅するかの戦争だ。
戦争を止めるのは戦争しか無い
のである。
太平洋戦争を終結させるには
日本の完全降伏まで徹底的に
日本を叩き潰すしか無かった
ように、戦争に突入したなら
ば、戦争の決着で戦争をやめ
る事しか方法はない。
敗戦した日本の姿こそが戦争
の終わり方の典型だ。
ウクライナがモスクワを空爆
してロシア全土を焦土と化す
ような結末にならないと、こ
の戦争は終結しない。
だが、日本で戦争遂行責任者
の天皇や東条の暗殺が不能だ
ったように、あるいはヒトラー
の暗殺が成功しなかったよう
に、ロシア内部でロシアの側
から今の権力掌握者を葬り去
るのは難しいだろう。
となると、この先の結果は見え
ている。
どちらかが滅びるまでやるし
かない。

なお、ロシアとは、元々はウク
ライナがロシア文化の発祥の地
だ。
ロシアの母国はウクライナなの
である。これは公国時代からの
流れとして。
今の戦争は、ロシアが大元の母
国に戦争をしかけているような
ものだ。

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