渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

玉筋

2024年04月15日 | open

玉筋


ポケットビリヤードをやらない
人にも、黒8番を撞いたあとに
白い手玉が変な動きをしている
のが判るだろう。
8番を入れて手玉がクッション
に入って跳ね返って来る時に
カーブを描きながら急激に減衰
している。
これはそのような動きをさせる
キューを鋭く切らせる撞き方を
しているからだ。

そして次の9番に手玉を出す。
これが私の玉筋、手筋。
もっとキューを切らせると、手

玉は9番の後ろにビタリと急ブ
レーキをかけたように止まる。

これも私の手筋、玉筋。
ブレイク後、黄色1番と白手玉
が一直線になってしまった。
そのため、マッセのジャンプ
ドローショットで、1番を入れ
たあとに手玉を横に出してから
長距離引きのロングドローショ
ットで
手玉を次の青2番玉を入
れる位
置まで出した。
引き玉 〜ドローショット〜

これらのショットは、ただ玉入
れだけをしているプレーヤーに
は全くできない。
ただ、判る人には判ってしまう。
私がどういう場所の何玉育ちで
あるのかという
事が。
それは練達の剣士には剣筋を見
て「人を斬
った剣筋」であるか
どうかが即
判るのに似て。
二輪も同じである。
判る者は乗り方を見て即判る。
峠やコース育ちか、それ以外の
その他大勢であるかが。
要するに撞球も剣も二輪も、

バトルを経験して来たか否かと
いうのは見る者が見れば即識別
がつくのである。
見えない者たちには全く見えな
い。





この記事についてブログを書く
« 走る凶人 | トップ | 【4/15に消します】今、電動... »