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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

デジタルカメラ

2021年09月01日 | open



昨夜BSでデジタルカメラを作った
人たちの特集「プロジェクトX」を
観た。
とてつもなく感動した。
デジタルカメラという物は日本人
が発明した。
だが、作れば売れるバブル時代に
あって、電子カメラは全く売れな
かった。
開発者たちはどのメーカーでも左遷
された。
パソコンなど個人が所有するとは
想像だにできなかった時代がバブル
時代だった。携帯電話などは存在
しない(自動車電話は存在)。
だが、パソコンが一般人にも普及し
始めた1995年に、パソコンで画像を
取り込める機能を付けたことにより
デジカメは人類史的な発明として
普及した。

日本人が発明したデジカメは進化し、
小型ながら高性能を備えるように
なった。
この上の画像は、距離300mから撮影
した画像だ。

それをパソコンで拡大するとこうなる。


だが、デジカメ本体の望遠機能で
撮影したらこうなる。


何かしてるおっちゃん、くっきり。
(これはトリミングですが、原寸

大だと、刺繍の糸の織り具合まで
見えます)
今のデジカメは驚く程高性能だ。
だが、初めからこれがあったの
ではない。
多くの人と開発担当者たちの努力と
涙なくしては語れない歴史がある。
プロジェクトXは素晴らしい番組だ。
先人の功績者たち、特に「モノヅ
クリ」をする歴史的に残るモノを
作った人たちにスポットを照らす。

人という生き物が行なうモノヅクリ
は素晴らしい。
コンピュータシステムもネット環境
もそうだ。人が人の未来のために
作り出した。
だが、それを悪用して人間のドス
黒い悪意と憤怒とみにくい感情の
発露としてネットやシステムを流用・
悪用しているえげつない人間たちが
多すぎる。
その心も行為も、極めてみにくく、
汚濁に満ちてる。
穢れている。


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