渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

マスワリくん

2023年04月30日 | open


このショットで、私と同じよ
立てキュージャンプのロング
ドローで手前短クッションの
2番に彼は手玉を出した。
そしてマスワリ。

昨日練習対戦した友人の息子は
5ラック先取りのうち3回か4回
マスワリを出す。5回のうち3-4
回マスワリというのは、ほぼ
全部マスワリに近い。
仮にシュートを外したら、難球
だろうとこちらはミラクルショ
ットを出して、こちらもマスワ
リ連続で返さないと勝てない。
結果、5先のうちラック4-4の
ヒル&ヒルまでは何度か持って
行けたが、勝てなかった。
8セットやって全敗。
その後、マスワリくんの父親と
やったら、8セットやって5-3で
私の勝ちだった。
やはり、5ラック先取り勝者ブレ
イクの超短期戦ではバンキング
で勝ったら5連マスワリあたりを
サラリとやらないと勝てない。

マスワリくんは昨日はマッセも
駆使していた。こちらの作った
難球配置に対して。
また、状況により逆手でもサク
サクと撞いて入れていた。
プレースタイルは私と全く同じ
だが、何が違うのか。
キュー切れの度合いも同程度だ。
違いは、シュート力が違うのだ。
そしてそのシュートの安定性を
補完するものとして、手玉の出
しの正確さがある。
要するに、手玉のコントロール
の力量の差。
では、どうするか。
私の課題としては、取り切りの
際のルート設定とプラン自体の
立案視点を変えてみる必要があ
るだろう。
圧倒的な実力差ではなく、ほん
僅かな差が大きな結果の差と
なっている現実があるので、
それは何かを更に見定める必要
ある。

ビリヤードというのは、実力と
してある段を過ぎると、そこ
で止まらず永遠に力が伸びて
行く。柔軟な変革の意識を持っ
ている限り。
固定観念に囚われない限り、い
くらでも吸収していくらでも伸
びる。年齢は関係ない。
これ、ほんと。
だから面白い。
そして、60才過ぎと20代10代
が対等に対戦できる。平等だ。
このようものは身体を動かす
スポーツでは他にはまず無い。
だからビリヤードは面白い。

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