渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

さく井

2021年03月31日 | open


昔、新潟県の柏崎の海岸でさく井の作業
を手伝った事がある。さく井技士が掘っ
た。
こんな砂浜で真水が出るのかと思った。
最初こそ潮気があったが、やがてとても
美味しい真水が出て来た。

そういえば、三原の糸崎という海に面した
場所は律令時代から航路における重要な
潮待ちの補水地だった。海岸沿いに井戸
を掘り、そこから良質な水がこんこんと
取水できたので、井戸崎という地名にな
り、それが糸碕となり、更に現字の糸崎
となった。
海岸沿いだろうが、あるいは海岸だろう
が、要は水脈の問題なので、水脈を掘れば
良水は出る。
柏崎の時には、その水を使い、海岸で大
集団でキャンプをした。行動は入会権に
基づく。

水脈なのだ。
福島第一原発では、地下状況がとんでも
ない事になっている。
取り返しがつかない。
どうするのだろう。
誰が責任を取るのだろう。
責任取りや忖度坊主懺悔などどうでもいい。
フクイチのダダ漏れ放射能と放射能汚染水
を一体現実的にどうするというのだろう。

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