渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

経年変化

2020年12月23日 | open

2016年3月

2020年12月


ヤマハXSR700を作った方がイタリアから
の帰国土産で私に下さったフィンランドの
ククサ。北欧経由で一時帰国した時にくれ
た。
4年9ヶ月で色がこのように変化した。
コーヒーの色だ。
ククサというものは不思議なもので、紅茶
を飲むと味は引き立たない。
ところが、コーヒーを飲むと、「お!うま
い!」となる。
これ、不思議。
なんなのだろう。
今後も、壊れない限り、このククサを大切
にしながらどんどん飲む。

ククサというのは、本来は自分で買わない
ものなんだってさ。ククサを頂いてから、
いろいろ調べて知ったら、そうみたい。
人がくれて、それを大切にずっと使い続け
るんだって。自分の分身のように大事にし
て。北欧では幼い頃や成人後は一つの証と
して人が人に、親が子に、友が友に進呈す
る物なのらしい。
そういう習慣が残っているというのが良い
と感じる。
そういうのを文化というのだろうなあ。
日本の場合、かつては刀がそうだった。

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