【No.519】🇦🇹 KTM 390DUKE 新東名
時速120km でどうなった?
The run at 120km/h
やはり今の子たちって、乗車
フォームが悪すぎるから、
120km/hさえも出せないみた
い。
上体ガチガチで起きているの
だろう。
背中を丸めて伏せてGや風圧
を流す事を知らないから。
もしかして、教習所載りのまま
高速道路走行をしようとしてい
るのかも。
それはあまりに危険だ。
背筋伸ばして上体立てていたら、
そりゃ凧のような事になる。
航空機のブレーキパラシュート
と同じ作用で。
危険すぎる載り方。
乗り方ではなく載り方。
自分が操縦者ではなく積載物に
なっているような方法。
二輪走行での真の安全確保の為
には、一度教習所で教え込まれ
た事をすべて捨て去るのが良い
かも知れない。
そもそも、自動二輪の場合は、
高速道路走行教習などは行なわ
ない。
それでいて免許が交付されたら
高速道路を走れてしまう。
そして、自覚なき人たちは、嘘
教えを盲信して、そのまま高速
走行をしようとする。
これはあまりにも危険だ。
速度だけでいうならば、やって
はいけない事だが、峠などで
直線では140~150出し、旋回
はツイスティでも80を出し、
立ち上がりでは120に達する
などというのはごくフツーに
あるし、あった。その速度域
であっても、二輪に乗れる人
たちはごく普通にそれをこな
していた。
やってはいけないのだが。
そうした違反云々とは別に、
今の人たちは物を考えなさ
すぎる。
120km/h程度の速度で「風
圧で後ろに飛ばされそうだ」
などというのは存在しない。
あるとしたら、根本的に乗車
姿勢が間違っているからだ。
そうなるような誤った方法を
正しいと思い込んで疑問も
持たなければ、改善しよう
ともしない。
それが今様なのだが、二輪は
走行知力で乗る乗り物、とい
う事の如何が如実に表れてい
るのが現代だと断言できる。
二輪に乗れない人間が多いの
は、車のせいでも何でもなく、
走行知力が著しく低すぎる人
たちが大量発生しているから
だ。
そして、自分を振り返り、そ
の道の真実を直視し、改めよ
うとする思考も姿勢も全く無い。
それでは、たかだか高速道路
を走行しただけで、制限速度
に達する事さえもできないの
は当たり前の事だ。
つまり、運転そのものができ
ない。二輪には乗る事ができ
ない。
二輪に乗れない人間が公道を
走っている。
こんな危険な事は世の中にない。
自殺行為であると同時に、他者
に対しても生命の危機を与える
危険因子をばらまいている。