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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

古墳

2024年05月07日 | open



なにもこんなでけえもん
造らなくても。
どれだけ日本各地の古代
王権が示す権勢だったのか、

というやつ。
特にヤマト王権が権力を掌
握したベースの地方エリア
にこの傾向が著しい。


先日、西日本中国地区古代
ロードをモーターサイクル
で友人と走って
いて、私が
走行中に指さしで指示した
数々の
地形を見て、友人は
休憩時
に「古墳だらけだな」
と言った。

古墳認定されていないだけ
で、明らかに地形は古墳。
しかもどれにも古い社があ
る。正式には古墳認定され
ていない
備中古墳群だろう。
衛星写真で見てみると、前
方後円墳である事が確認で
きる。
そうした場所は国内中国地
区にかなり多い。
戦前、私の先祖の教育関係
者が古墳と踏んで調査して
古墳認定された古墳が広島
内にある。
結構史料価値のある埋蔵物
が発掘されて記録に残って
いる。
その古墳とて、ほったらかし
だったら、ただの小山とし
か思われずに一千500年以上
放置のままだっただろう。
しかし、そのような放置古
墳は国内に実際にはかなり
の数が存在する。


古墳認定されると、いろいろ
諸般の問題が生じる事もある
のだろう。
だが、現実として古墳は古墳
だ。遺跡。
遺跡となると、それは私有地
としての私的所有よりも国の
財産としての歴史的価値と
学術研究の成果に貢献する

ほうが国民としては大切だ
個人的には感じるが、現実

問題としては古墳認定されて
いない「古墳だろう」という
場所は国内に数えきれない程
存在している。

古墳周辺には21世紀の現代に
まで続く変わらぬ共通項がい
くつかある。
そして、それらは鐵(産鐵と
製鐵と鐵加工)と古代からの
階級差別的人民統治の歴史と
深く関係している。
さらに敷衍すると、水と酒に

関係している。
  
権力者や権力者に尻尾を振る
権力者ぶりたい連中はでかい
物が好き。これは現代における
車やバイク
でも。
でかい物を持っていたら自分
が偉くなったと盲信する。
他者に対し睥睨感を持つ事で

自分の歪んだ優越意識に満足
を得ようとする。
だが、その心根の内実は実は
みみっちい。とても小さい。
くそダサい。

 


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