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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

広島県福山市 〜焦土と化した町〜

2021年04月12日 | open



一昨日行った広島県福山市の鰻屋の通り。
このあたりは、1945年8月8日に丸焼けに
なった。
終戦間際、広島に原爆が落とされた2日後
の1945年8月8日に、米軍は福山市を空
した。
福山市は焦土と化した。
多くの人が死んだ。
市内の私の母の実家も丸焼けになった。






翌日、長崎市に原爆が落とされた。
それに先立つ1942年4月から1945年3月
まで、日本の首都東京は大空襲に遭った。
東京空襲での被災者310万人、死者11万5千
人、負傷者15万人。
それでも日本は戦争をやめようとはしな
かった。
結果、制空権を失っていた日本は、全国
の主要都市部が空襲を受けた。
とどめに長崎市に原爆が落とされた。
戦争による日本人の死者は310万人。軍
関係者が230万人。外地での一般人死亡者
30万人。内地での一般人死亡者50万人。
未曾有の日本人が死んだ。
それでも、日本は戦争をやめようとはしな
かった。日本人一億玉砕を軍部や右翼は
叫んでいた。
沖縄では軍が日本人を殺戮した。

今は「戦後」ではない。今は「戦前」だ。
かつての戦前と同じ空気が創作され、同じ
洗脳国民が量産されつつある。

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