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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

選ぶ事の不思議

2020年11月06日 | open



不思議なもので、ナイフは沢山あれど、
「どれか1本のみ」という選択を迫られ
たら、お気に入りのナイフでも、実用的
に優れたナイフでもない物を選ぶ。
それは、「常に持っていたいナイフ」だ。
このリアルスチール・ガルダリクなどは
それの典型だ。
フラットサイドサーフェイスなので薪割り
バトニングには全く以って適さない。
刃厚があるので料理にも適さない。
木を削いだり、チョップで叩き割ったり、
ロープを切ったり、缶詰を開けたり、そう
した事にしか使えない。
しかし、野外ではこれを確実に持っていた
くなる。この不思議。
多分、このモデルからは何らかの「安心」
のようなものが生まれるのだろう。
それは、SAAでも、野外では4.75インチ
バレルのシビリアンモデルではなく、5.5
インチのアーティラリーのほうが安心感が
あるというあの不思議に似ている。
かといって連隊ではない単独では、騎兵
モデルの7インチの長さの銃身物は要ら
ないし、ましてやバントラインスペシャル
などは尚更要らない。
ナイフについては、それに似た感覚が自分
の中にある。

熊笹のように幅広いブレードだ。


刃は私の好みに合うように刃付けをして
ある。複数の砥石を使う。


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