渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

地図のない旅

2021年07月21日 | open


昨日、元来の旗日休みを取り自分の時間
とした。
広島県内の生まれて一度も通った事がな
い道を気の向くままに走った。
一切地図は見ない。
広島県内はあまり知らないので、地図も
ナビも見ないその道行きは、結構面白い。
時々やる。
下道だが、結果としてはかなりの時間、
かなりの距離を走った。
写真に収めたい「おおー!」という風景
も沢山あったが、止まらずに走行した。
以前、やはり初めての道を走った時、
「ここ、もしかして、『彼のオートバイ.
彼女の島』でロケに使われたバイクでコオ
が渡った吊り橋じゃないの?というよう
な場所もあった。
地図なき旅は、そうした発見が面白い。
出会いなのだ。一期一会の。
旅はそれが良い。

小中の修学旅行ってさあ、仲間たちと
くから面白い事は面白いけど、あれ、自由
時間なかったらさぞやつまらない旅行だ
と思うよお。
海外などの企画ツアーがタイムスケジュー
ル差し詰めなどのはつまらないのと同じ
で。

一応、整理するために、私は走った場所
の確認を後日地図を見ながらチェックする
ようにしてます。
そうする事で、その場所への行き方が頭
の抽斗に入る。
それでも、そういうのは実際に走らないと
ダメ。実践あるのみ。
あと、その後の机上での復習ね。イメト
レみたいな。
予習は、計画の範疇なので、集団走行の
時には絶対に事前ルートを策定したほう
がいい。
しかし、ソロの場合はいつでも自由なの
で、気ままなルートで駒を進める。鉄の
駒を。
地図上で、走った景色や路面状態を思い
出しながら辿るのは、これまたこれで、
結構楽しいのです。かなり。
どうせ行くなら、二倍四倍と楽しみ方を
増やさないとさ。




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