渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

『今日から俺は!!』映画化決定

2019年04月07日 | open



人気ドラマ『今日から俺は!!』が映画化決定だって
さ。

ああっ!
とんでもないこと気づいた!
中高とツッパリ君だった俺は、ツッパリ子ちゃん
とは付き合ったことがないっ!!
なぜか全部お嬢ちゃんだった。
いや、思い返すと、みなさんホントにお嬢様だ。
つか、フツーの子ね。フツーのちょいとオベン
キョできる真面目子ちゃん。
何がフツーかという問題もあるけどさ。

これ、ツッパリ子ちゃんでなく、化粧取ったら
ただのお嬢ちゃんみたいだけどな。

フツーにかーいーす(笑)。

モノホン70年代中期のツッパリ子ちゃんとは
こういうのね。

(劇画「愛と誠」から)

ただ、70年代中期には、真面目な子も膝下の長い
スカート履いていた。これ当時のトレンド。
80年代後期以降は、制服検査ではスカートが
どれだけ短いかが取り締まられたが、70年代は
どれだけ長いかが取り締まられた。

真面目子ちゃんのお嬢たまの典型、早乙女愛を
演じる早乙女愛(役名を芸名にした。これは松田
聖子と同じ)。

スカートなっげ!
てか、撮影用に裾伸ばしたなら、きちんとアイ
ロンでヒダ通さないとだわ。
当時、女子高生でだらしない子はいなかった。
全国一の東大進学率の桜蔭女子の子くらいだっ
た。身だしなみに気を使わない女子高生は。
慶應附属や白百合や学習院の子なんて、モデル
みたいにピシッとしてた。

そのティーンズの刷り込みなのか、おいらは今で
も女性のスカートは長いほうが好きだ(笑)。
簡単に見えにくいほうがいいじゃん。
困難に挑戦するチャレンジャーみたいで(違


こんなのがスカートの中では一番好きさ。


しかし、まあ、78年に50年代のアメリカンつっ
ぱり君たちの青春を描いた映画『グリース』は
日本でも爆発的なヒットだった。
おいらも彼女と新宿に観に行ったけど、立ち見
どころか、初詣の明治神宮状態でぎゅうぎゅう
詰めだったよ。
でも、二人して「?」となった。
だって、オリビア・ニュートンジョンは可愛い
とはいっても、30手前のおばちゃんだったし、
ジョン・トラボルタだって大学卒業してるような
実年齢だったから。
それがスクリーンにも出ちゃうんだよなあ。






70年代末期に自分の親たちの時代の50年代の
青春グラフティを描いた作品として、『グリー
ス』は全米でも若者中心に大ヒットした。
思うに、こういうの、巧い戦略だよね。
親子というダブル世代で広範な観客層を狙える
から。
今、『今日から俺は』を観てギャハハと笑って
るのは明らかに俺らの世代とその20数年下の
世代なのだろうが、同じような視聴者層狙いの
製作者の仕掛けがあると思う。
そういう感じで、「昔」の原作が掘り起こしされ
て映像化されているものが最近多い。
映画の新『愛と誠』はダダ滑りだったけどな(笑)。
あれ、『博多っ子純情』を今作れるのか、てな
ところを掘り下げて考えないと、あのように滑る
作品になっちゃうのだろうね。

『博多っ子純情』に出演した松本ちえこさん。
品川の中延女子だったな、確か記憶では。
俺の1学年上。

いや〜。1975年登場以来、大人気でした。
相本久美子さんより先行した元祖離れ目アイドル。
当時、「正統派美人」ではないところで売れた
芸能人の嚆矢だった。黎明期を作った人すね。
芸能人離れ目旋風は、80年代アキバ系アニメ
キャラで胎動を見せる世相を感じさせたが、
その後長らく停滞。
だが、今世紀に入ってから爆発し、今や芸能人
アイドルは離れ目だらけだ。
秋元48軍団とか思いっきり離れ目だからね。
ちょい前ではゴマキとかアヤヤとか。
安室ちゃんだって目一杯離れ目だ。
魚か?ていうくらいに(笑)。
うむ。
全日本離れ目愛好会副会長のおりは正義だった。
苦節45年。やっと時代が開いたよ。
『今日から俺は』の橋本環奈ちゃんも離れ目。


橋本環奈も福岡たいね(笑)。
日本の音楽シーンや芸能界での福岡パワーって
なんかすごいよなあ。
バイクも実は福岡県てのは全国有数の熱さなんだ
ぜ。