風の声

想いつくまま

きな臭さと軍事大国のリーダー

2022年01月31日 | 日記

ロシアのウクライナ侵攻をめぐってきな臭さが増す。

バイデン大統領はロシアの侵攻を牽制するために、金融取引の停止などの経済制裁や米軍部隊の派遣を表明した。

ロシア軍の10万人を超す部隊がすでに集結し侵攻の危機が迫る。武力をもって国家間の問題を制するという古臭いやり方をするロシア。経済力の低迷と中国の台頭で国際舞台での影が薄くなっているロシアだが、いまだ軍事大国であることは違いない。

「軍事力」でしか圧力をかけれないロシアとすれば、古臭い野蛮的なやり方であっても、それしかないのでプーチンの頭の中は戦争脳でいっぱいなのだろう。

古臭い政治に較べてはるかに先行するグローバル経済は、国境などとっくに飛び越えている。どの国も自国だけで経済が成り立つような時代じゃない。かつて日本はアメリカが咳をすれば日本は風邪をひくと言われたが、今や中国が咳をしても欧州が咳をしても大風邪をひいて大打撃を受ける。

ロシアとて欧米などの自由主義経済圏が経済制裁をかければたちまちロシア国内は混乱に陥る。その程度のことは古臭い政治脳のプーチンとて理解できるだろう。

過去の戦争から学び、未来志向の英知で国家間の問題を解決しない限り、人類の未来などない。

軍事大国のリーダーたちは「核」のボタンを手にする。幼い子どもに機関銃を持たせたような危うさを心配させるようでは、話にならない。






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