私の知る天才はひとり。
我がままが服を着たような教授なのだが、間違いなく天才。
その人の好みにマラソンとボクシングは欠かせない。
どんな講演依頼が来ようとも、マラソンのある日はNO!
どんな急用が入ろうともNO!
その我がままは決して譲らない。
そんな天才の好みに感化されてしまい、人生初、箱根駅伝を見た。
これまで「いつ見ても、ただ、走っているだけ」何が面白いのかと呆れてた。
だが、それは大きな間違いだと、すぐにわかった。
順位が目まぐるしく入れ替わり、変化ばかり。
追い上げる選手、あっという間に追い抜かれる選手。
その心理をヨムだけで、ハラハラする。
追い上げ追い抜く、爽快さ。
その追い抜かれたチームがまた抜き返すドキドキ。
面白かった。
選手の個性を知っていればもっとおもろい。
箱根駅伝の観戦初デビューは、ちょと入り口をくぐったかも。
「今までごめん、マラソンファンのみなさん」
ちょうど友人の長電話で集中できなかったものの、
8位から追い上げた青山学院が往路の覇者となった。
明日も、友人の墓参りの道中、目が離せない。