多くの友人からLINEや電話が入ってきた。
「広島の良心が勝った。よかった」
どれも、昨夜の参議院再選挙の結果に安堵した声だ。
いつもは自民を支持する友人も「全国の笑いものにならないでよかった」と。
北海道のように候補者を立てるべきじゃなかった思っていたようだ。
民主主義の賢さは、こんな風にバランス感覚を働かすことなのだろう。
トランプがあまりにも無茶をすると次は落選させるように、国の主権者たる国民が選挙でやり過ぎをたしなめ、絶妙にバランスをとる。それが欧米の民主主義を成長させてきた。
もっとも、そのやり過ぎた張本人や政党が、心底反省しないと意味は無いのだが。
広島の有権者の答えは「カネと政治」にNO！だった。
法務大臣だった河井夫妻による選挙買収事件の再選挙。広島の有権者の審判は自民党の金権選挙に、NO！を突き付けた。
地元の一人として「広島の良識」が勝利したことが嬉しい。
広島は圧倒的な保守王国であっただけに、あれだけの買収事件を起こしても、選挙になると「それでも自民党」と流されるのではとの心配もあっただけに、ほんとうに良かった。
本来なら、自民党は巨額買収事件を反省して、候補者擁立を見送るべきだった。それが政権政党のけじめと良識だろう。離党させれば事が済むとばかりに説明も謝罪もしない。あまりにも有権者をなめている。
選挙は民主主義の最大の装置。権力の横暴や腐敗に対してNOを突き付ける民主システムが選挙であり、それが主権者の1票だ。
河井案里を強引に立候補させたのは、安倍政権の菅官房長官だった。安倍のことを「終わった人」だと批判した自民現職の溝手参議院議員を落選させるための刺客として擁立した。
だから、特別扱で裏でこっそりと、1億5千万円もの選挙資金を自民党本部から河井夫妻に渡していた。2900万円もの巨額買収は、そんな有り余る潤沢な選挙資金があったからこそ引き起こされた。
広島も北海道も、「政治とカネ」が大きく問われた選挙。
有権者の良識は健全だった。
女子プロゴルフ界は面白い。
今日のフジサンケイクラシックは稲見萌寧が圧勝！
難コースを技を見せての優勝だ。
これで、今年８戦４勝というから凄い。
とんでもない勝率が21歳の強さを証明する。
それでも本人は本調子じゃないというのだから凄い。
次々と新星がデビューする女子ゴルフ。
人気があるのもよくわかる。
男子ゴルフも松山英樹のメジャー制覇に発奮して頑張れ！
「広島の良心をしめさにゃ恥ずかしい・・・」
サービス業で長期出張の友人。明日、休みをとって帰ってくる。
参議院再選挙の期日前投票に行くためだ。
広島では、河井夫妻の買収事件のせいで再選挙が25日に投開票される。
2900万円を超えるカネを河井夫妻がばらまいた。カネをもらって首長や県会議員らが河井杏里の選挙応援をしていた。そんな恥ずかしすぎる事件で揺れに揺れた広島だ。
友人が言うように「怒りを通りすぎて、恥ずかしくて情けない」というのが県民の思いだ。
だが、そんな県民の心情とはかけ離れて、事件を引き起こした自民党は、「他山の石」だとした二階幹事長のように、他人事だとごまかしながら、反省も説明もないまま候補者を立てている。”寄らば大樹の陰””長い物には巻かれろ”の根性が国民に沁みついているから、選挙になれば「それでも自民党」だと、票は取れると高を括っているからだ。
安倍と菅が、強引に河井案里を立候補させ、1億5000万円もの選挙資金を河井夫妻に渡していたというのに、反省のかけらもない。
河井夫妻買収事件だけではない。政治とカネの闇は深く、数々の疑惑で逮捕者を出している自民党だが、”蛙の面に水”状態だ。これがもしどこかの野党の引き起こした事件だったら、とっくに党は解散の破目になっている。
こんな緊張感の無い日本政治になったのはなぜか。居直る政治家と政党の責任は当然だが、賢く投票行動しない有権者にも大きな責任がある。
民主主義は一人ひとりの国民が「個」として主権を自覚しないと成り立たない。「私がこの国の主人公だ」とする知性と自立が確立されないと民主主義は本当の機能を果たさないからだ。
選挙でカネをばら撒いたりしたら、一瞬にして候補者も政党も吹っ飛んでしまうような、有権者が賢い国であれば、「カネをやれば応援してくれる」と考えるような愚かな法務大臣夫妻など誕生するはずもなかった。
広島の再選挙にかかる費用は13億円。バカバカしくて腹が立つ。
この選挙は、どの政党が良いとか悪いとか、与党と野党どっちがましかとかを選択する選挙なんかじゃない。カネで議席を買った政治に「NO」を突きつける選挙だ。
それが、民主主義を機能させる賢い投票行動となる。
過ちては改むるに憚ることなかれ、巨悪や不正を改めないことこそ本当の過ちだ。
友人から長い電話が入った。
職場のハラスメントに苦しみ離職した友人。
月日が経っても折れた心は癒されない。
友達思いでいつも気配りができていた。
友人は職場を去り、ハラスメントをした者はそのまま居座る。
理不尽だが世の中にはこんなことが時にある。
だが、天罰が下されたようで、この世に神は存在するみたいだ。
大阪では医療崩壊が現実のものとなっている。今の大阪の感染状況は、やがて東京そして列島全体へと広がりをみせる第４波にある。
だが、「第４波」と表現することを嫌がる菅総理。そのかたくなな態度は東京五輪への思惑がある。バイデン大統領に五輪の後押しをお願いするのに、緊急事態を出して会いにいくわけにはいかないからだ。
かつて、戦争に負けGHQの占領下にあった日本。マッカーサーのもと占領下に置かれて以来、アメリカと日本の服従関係が始まった。新総理はアメリカ大統領に面通しするのがしきたりとなり、新大統領が誕生すればご挨拶に駆けつける。そんなアメリカ追従の負け犬根性は今も抜けない。
トランプが選挙を制すると、まだ就任していないというのに、安倍はすぐさまはせ参じて尻尾を振って見せた。おどおどしながら握手するあの屈辱的なシーンが浮かぶ。
さてさて、初の首脳会談で菅総理はどんな風に演じるのだろうか。
この国を代表する首相として威風堂々と振舞ってほしいのだが・・・
凄かった。とにかく凄い。
松山英樹が夢の舞台マスターズで優勝！
日本のゴルファーやゴルフファン80年の悲願が叶った。
歴史を創った瞬間を観れた。ありがとう、松山。
徹夜でハラハラしながら見入った。
正直、これまで悲願のメジャー制覇は見れないのかと思っていた。
それが世界のゴルフ界の夢舞台マスターズで果たせるとは。
日本のゴルファーの一人として心震えるものがある。
ひたむきに技と心を磨いてきた松山英樹の鍛錬が実を結んだ。
ちょっと興奮して見入っていた。
世界中のゴルファーの夢舞台マスターズ。
大会3日目の今朝、ついに松山英樹がトップに立った。
ノーボギーの18ホール。攻めのゴルフは圧巻だった。ベストアマから10回目のチャレンジ。たたずまいは落ち着いていた。
日本男子ゴルフ悲願のメジャータイトルなるか。メジャーのなかでもマスターズは別格なだけに期待は尽きない。
夢舞台の女神は誰に微笑むのか・・・
今夜は眠れそうにない。
河井元法相夫妻の巨額買収事件に揺れる地元。
その広島で河井案里の辞職を受け、参議院の再選挙が行われている。再選挙にかかる費用は13億円以上だという。愚かな選挙違反のツケは国民に回され、国民の血税が無駄遣いされる。
とんでもない選挙買収事件を引き起こしたのに、自民党からは説明も反省もない。素知らぬ顔で新人を立候補させている。
わかっているだけでも2,900万円もの大金をばら撒いた河井元法相夫妻。カネを配ったことも犯罪だが、カネを貰っても犯罪だ。だが、カネを貰いながら今も議員に居座る自民党の県会議員ら。知性も恥性もない。
国政選挙では最大の集票マシーンとして活躍する県会議員。事件後もその構図はなんら変わらない。
前代未聞の巨額買収事件を、こともあろうに法務大臣が引き起こしたというのに、立法府である国会は政治とカネにメスを入れなかった。法改正をする責任から逃げた。
政治がサボるのなら、腐敗臭のする日本政治に有権者がNOを突き付けるしかない。有権者のその一票で。
この国の民主主義が問われる選挙は25日に結果が出る。
マウンテンバイクをゲットした。
なまける身体を鍛えなおすため。
と、志は一応そういってみる。
価格は超お得にネットで手に入れた。
組み立ても簡単だったし乗り心地が良い。
コスパ大満足の愛車になった。
折りたたみスタイルだから車に楽々とつめる。
遊びに行った先で乗るのが大きな目的。
はしゃいで乗り回した一昨日。
今日になって太ももが痛い。
雨よ早く上がってくれ。
窮地に立った時、もろ人柄が出るものだ。
部下の不祥事で窮地に立たされていた友人。
後になって完全に仕組まれたことだと判明した。
だが、それでもなお自らの道義的責任を明確にし続ける。
保身から、言い逃れとウソに汲々とする政府の官僚や政治家らとはまったく違う。
身の処し方はその人の人間性が出る。
そこには人生の哲学が生き方としてある。
そうでありたいとは思うが愚かな自分にはなかなかだ。
コロナ感染の第4波が心配される。
そんな中、国はGOTOの一環の「県民割」を今日からスタートさせた。
またしても、ブレーキとアクセルを同時に踏むというやり方。
やるべき事の順番が定まらない政府。
選挙を意識するあまり業界団体の要望に右往左往するありさま。
感染拡大の兆しがある中でたとえ県内だけであってもGOTOはあり得ない。
政府の出す感染予防のメッセージが薄れてしまう。
「まん防」を大阪などに出し「出歩くな」とする政府。
その政府が「出歩け」と、「県割」をスタートさせる。
どっちを政府はやりたいの？と国民は迷ってしまう。
また、第３波と同じ失敗だ。
同じ過ちを繰り返すほど愚かなことはない。
