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第6回サマーナイトフェスティバル(GII)優勝は成田和也選手!

第1回の優勝者のイメージが強いのでしょうか。どうしてもサマーナイトフェスティバルというと夜の帝王決定戦のイメージが強く、昼に強い選手は、勝てないって感じがしてならなかったのですが、ふたを開けてみたら、超昼型選手の成田和也選手でした。
それにしても、佐藤友和選手の行きっぷりは見事でした。行く時はスパーンと行く。これが先行ですよね。

そして、先行されたらゴール勝負で勝つ!これです。徹底先行タイプがいなかった分、決勝進出した他ラインの選手は、誰が先行するのか様子見だったのも上手くはまった理由の一つだと思います。
本当に成田選手おめでとうございます!


第6回サマーナイトフェスティバル(GII)決勝ダイジェスト
スタートで飛び出したのが佐藤友和選手。そして周回は佐藤‐成田和也‐神山雄一郎、加藤慎平‐山口富生、海老根恵太‐石毛克幸‐高木隆弘、田中誠。レースが動いたのは残り2周、海老根が上昇し佐藤を抑えると、佐藤は引いて7番手に。打鐘過ぎ、まだスピードが緩んでいた4コーナーで、佐藤がカマシ発進。一気に先行すると海老根は中団を中部勢と獲り合う形に。4番手を取りきった加藤が最終バックで捲って出ると、成田は後ろを見ながら、最終4コーナー手前で踏み込んでゴールを目指した。3番手にいた神山が鋭く伸びて、一度は成田を捉えたが、成田の絶妙なハンドル投げで抜き返し、優勝を飾った。2着は僅差で神山。3着は山口。

第6回サマーナイトフェスティバル(GII)決勝ゴール!


宙に舞う成田和也!


地面に落ちた成田を見ながら伏見が万歳!


満面の笑みの成田。


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ダッグアウトから

1レース
捲り追い込んで、上がりタイム10秒9を出した松岡貴久
「いいタイムでしたね。でも、バンクレコードは出なかったな(笑)。調子は悪くないんです。昨日は後ろ(中川)誠一郎さんだったし、僕も死ぬ気でいかないと相手も強いし、ムリですからね。でも、ちょっと誠一郎さんに長く踏ませ過ぎたかな。こうやって、いつか自分に回ってくればいいんで。今、九州は自力が少な過ぎでしょう。これがもっと多くならないと、やっぱり上で戦っていくにはきついですよね。亮馬ももっと長く踏むべきだし、北津留(翼)は力はあるのに競輪が苦手だし。熊本の後輩はどうだろう。東矢(将太)は強いけど、先行するとまだもろいんですよね。でも、捲りでいいから18連勝でS級に上がってきて、S級で先行すればいいと思うんですよ。その方があいつのためになるし、今度会ったら言ってみようかな」
捲って2着の後閑信一
「今回は自力でしたね(笑)。昨日、神山(雄一郎)さんが決勝にいってくれてよかったです。武田(豊樹)や(平原)康多ら関東の自力がいつも頑張ってくれるので、いない時は自分も頑張らないといけないですからね」

2レース
捲って1着の坂本亮馬
「今回はこんなものなのかな。今年はずっと川崎記念からやろうと思っていたので、次から見ていてください。寛仁親王牌は予選スタートだったけど、ここからの特別はずっと特選スタートだし、ここからさらにやる気で頑張ります! もう家に帰らない予定で川崎記念までいきます。家出ですね(笑)」


3レース
捲って1着の小岩大介
「僕は警戒されないなと思っていたので(笑)、捲りやすい展開になりました。恵まれましたね。寛仁親王牌とここと特別が続いていたんですけど、なんか負け癖がついてきていましたね。なんか勝てなくて当然みたいな…。今日は伊東以来の1着らしいです。やっぱり1着取るのはいいですよね。次は川崎記念なんですけど、頑張りたいです」


4レース
逃げ切って1着の小嶋敬二
「いやー、疲れた。けど、今日は村上(義弘)が相手だったし、今は成績が悪いから、今日は先行しようと思っていました。後は(岩見)潤が仕事してくれたおかげですね。あれだけやってくれたおかげで、逃げ切れました」


5レース
捲った松岡健介を交わして1着の村上博幸
「前回の寛仁親王牌の最終日も、今日も松岡さんに取らせてもらった1着ですね!」


6レース
中村一将を交わして1着の朝日勇
「もう一将君のおかげです! あれだけ行ってくれたんだから、ありがたい!! 次は観音寺FIです。2班じゃどうやっても予選まわりなんで、頑張るしかないです(苦笑)」
最終ホームからカマしていった中村一将(5着)
「しんどい。………しんどい。もう、それしか言葉が出ないです(苦笑)」


7レース
直線、外伸びて1着の吉田敏洋
「今日は金子貴志さんに任せて、心中覚悟でした。3コーナーでダメかなと思ったんですけど、奇跡的にコースが空いて、脚が残っていたので、伸びました。なんか、こういう展開が何を言っていいかわかりませんね(笑)」


8レース
地元で1着の菊地圭尚

「地元を走るとすごい声援をもらえるので、いつも力になっています。鈴木君のおかげで、人気に応えることが出来ました。恵まれましたね。また、函館を走る時は頑張りますので、応援よろしくお願いします!」
捲った鈴木謙太郎は3着に
「武井さんは中団狙いだと思っていたので、中川(誠一郎)さんだけ気にしていたんです。そうしたら武井さんに行かれてしまって、焦りました(苦笑)」
先行した武井大介(8着)
「飛びつきも考えていたんですけど、前を取られちゃったし、中川君がいったらそれについていこうと思ったけど、中川君が動かないし、しょうがないと思って行きました。突っ張られては一番格好悪いので、思い切っていくしかないですよね」


9レース
優勝した成田和也

「友和のおかげで優勝することが出来ました。いつも応援してくれるファンの方と、北日本のラインのおかげで今日も勝てたので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです! 昨日は初日1番車で、北日本の開催だし、負けられないなって思って走りました。決勝は、友和が頑張りますって言ってくれていたので、その気持ちが伝わってきたので、自分が勝たなきゃいけないなと思って走りました。神山さんがついてくれたのもありがたかったし、でも、神山さんに内から抜かれたかと思ったけど、ハンドルを投げてかろうじて勝った感じでしたね。ここのところ声援に応えられてなかったので、今日は勝てて良かったです。これからもしっかり1着を取れるように、しっかりラインの仕事をして、しっかり納得のいく走りをして結果を出していきたいです」


2着の神山雄一郎

「ちょっと脚を使ってしまったので、あれを脚を使わずに3番手についていければ、面白かったかもしれないですね。でも、成田が強いから、成田を抜くのは難しいね。でも、人気だったし、2着には来なければと思いました」


3着の山口富生

「慎平の4回転のダッシュがそこまでいいと思わなかったですね。バックで慎平の踏み出しに離れそうになって、やばい、慎平に迷惑がかかると焦りました。空いたら海老根が入られるから。でも、あれは海老根が立て直している時だったから、あれで海老根を封印しましたね。慎平の4回転はありやな!」


4着の加藤慎平
「作戦的には自力を出せればいいなと思ったんですけど、トップクラスの先行選手なんで行き切れなかった。上手くは立ち回れたんですけどね。久々の割には動けたと思います」


5着の石毛克幸
「海老根が並走する前に行きたかったですね。そこに田中が来たんで、コースなくなっちゃって、そこから踏んだのでは間に合わなかったですね。脚を余して終わったんでもったいなかったですね。しょうがない」



6着の佐藤友和

「いいところで先行できました! うーん、でも3着までに残ると思ったんだけどな。バックの感じも良かったし。でも、これで流れを取り戻した! 全日本選抜で頑張ります!!」


7着の高木隆弘
「しょうがないね。海老根は捌くなら捌く、行くなら行くの方が良かったね。あれでは、ドカンと行かれて、流されたら終わっちゃうからね」


8着の海老根恵太
「飛びつきたかったけど、友和のスピードが違いましたね。これが今の現状ですね…。まだまだ立て直しが必要です」


9着の田中誠
「中団を狙っていたけど、加藤さんがそれを許してもらえなかったということで、しょうがないですね。友和さん相手に飛びつきを狙うのは僕の力的には厳しいなと思ったので」

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