日本の映画界で不思議に思うことが
ありました。
それは映画制作機材がすべて
外国製なのでした。
撮影機つまりカメラが、
アメリカ製で、NCミッチェル、
ベル&ハウエル。等そして
フランス製のパルボ、カメフレックス
ドイツ製のアリフレックスなどカメラのみならず
レンズもバルター、エクター、アストロなど。
… … …
そしてカメラのみならず、録音機材も
マイクロフォンや光学録音機も
すべて舶来でした。
戦後しばらくして映画の録音機材も
光学録音からテープレコーダー式に
なりましたが、テープコーダーも
輸入されました。
… … …
戦後、日本の光学関係の技術革新が
進んでも、日本の映画界に日本製品の
進出は難しかったようです
… … …
日本の映画の歴史はまず、
外国からの輸入で始まりました
そのとき、映画制作機材も一緒に
輸入されました。
日本の映画界の制作機材が未だに、
すべて舶来なのはその辺りに
原因があるのでしょうか…