時代劇テレビ映画「暴れん坊将軍」や
「長七郎江戸日記」を見ていると
ロケーション場面に路傍の野仏か
お地蔵さんが出てくることがあります
その仏様の前で一心に拝む若い女優さん
や、広い画面、端の方にお地蔵さんが
写っていることがあります… … …
その、お地蔵さんは、いかにも撮影所から
道具さんが作って持ってきたと
わかるように、ちょっと不自然な場面に
見えることがあります…
ちょつと考えると、お地蔵さんや野仏は
本物がいくらでもあるのですから、
それを持ってきてカメラの前に据えれば
もっとリアルに写るのにと思います…
… … …
しかし、お地蔵さん野仏の必要な場面で
わざわざ作り物のお地蔵さんをセッティング
するのは、制作スタッフが「験を担ぐ」からか
「縁起を担ぐ」からです…
映画の中で本物のお地蔵さんを使うと
何か事故が起こると、嫌がるスタッフが1人
必ずおられます…
… … …
時代劇映画および時代劇テレビ映画で
作り物のお地蔵さんが写って
いても、そのような事情が
あるのを理解した上で
見なくてはなりません…