私は押し入れ暗室でモノクロ(白黒)写真を
楽しんでいました
世の中が進むうちに,カラー写真が現れました
最初はカラーリバーサルで仕上がりは
一コマずつスライド枠に入ったカラーフィルムでした
モノクロプリントのように印画紙に焼き付けて
手にとって観賞できませんでした
私は写真は手にとって見るものだと思っていましたから
スライド枠に入ったフィルムの
カラー写真に私は馴染めず好きになれませんでした
唯一、カラー写真を手にとって眺められるのは
写真雑誌に掲載されたカラー作品を見るだけでした
アサヒカメラの口絵作品としてカラー写真が
毎月のように掲載されていました
口絵写真のなかで被写体にヨーロッパの風景
を毎月のように掲載されていた作品がありました
作者は石橋幹一郎(いしばし・かんいちろう)さんでした
最初は作者がよくわかりませんでしたが
石橋正二郎の息子さんとわかってきました
石橋正二郎さんはタイヤメーカーのブリヂストン
の創業者でした
… … …
石橋の石はストーン、橋はブリッジで
ブリヂストンとなります
アサヒカメラに毎月のように掲載される
石橋幹一郎の口絵カラー写真は楽しみでした
幹一郎の妹さんは鳩山安子さんで
鳩山由紀夫、邦夫の母親です