普通写真から活動写真に
商売替えしたカツドウヤさんは、
キャメラの横についている
クランク(ハンドル)を右手で回す
ことから始まりました
しばらくして、キャメラのクランクに
道のホースのようなフレキシブル
ケーブルとジョイントがつきます
ジョイントの端に、ハンドル(クランク)が
移ってきました
そのハンドルをこんどはキャメラ助手さんが
一定の速度で回すことになります
キャメラマンの右手はクランクから開放されます
キャメラは三脚に固定されていましたが
キャメラと三脚の間に雲台が取り付けられます
キャメラは雲台を中心に上下のチルト、左右に振る
パンが出来るようになります
活動写真はキャメラを振ることで新しい
表現を得ることになります
活動写真は音声のないサイレント映画でした
活動写真は毎秒16駒で撮影されていました
アメリカで活動写真に音声がつきます
トーキー映画です
俳優さんの台詞が画面から聞こえます
伴奏の音楽も聞こえてきました
トーキー映画は毎秒24駒に
スピードアップしました
活動写真ではクランクを
キャメラ助手さんが回していましたが
トーキー映画になって
蓄電池またはAC電源でキャメラを
駆動するようになりました
… … …
キャメラからクランクは無くなりました.