荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班の巻、ふたたび。

2017年05月28日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを


【CRISIS 公安機動捜査隊特捜班】第7話「維新軍の謎!未来を守れ」を観ました。

最近の数少ないアクションドラマの中では、出色の出来です、この【CRISIS~】。

しかしながら、第7話はつまらなかった!!!

ウロウロ、タラタラ、モタモタ・・・。

『四の五の言う前に、政治屋のガキ殺しちゃえば良いじゃん!』

と何度、平成維新軍のお坊ちゃん・お嬢ちゃんに叫んだ事か。

どうしてニッポンのドラマは、こうも甘チャンなのでしょう。

フィクションなんだから、政治屋のガキなんか何人殺しても良いじゃないですか。

ホントにやったらマズいすけど。

でも、それはそれで面白いすけど。



そもそも犯行声明はテロ後に出すもんだよ。

あと、坂本龍馬ポジションのオトコのコが『格差社会がど~のこ~の』と念仏を唱えておりましたが、あんなのは格差社会の内に入りません。

アレが格差社会なら、それは正しい社会、という事になります。

タイやフィリピンの貧民窟で生まれたコが、闇の世界の人間に買われ、殺人マシーンとして育つ・・・。

結局、そんなプロットじゃないと、革命戦士としてリアリティがありません。

ニッポンのお坊ちゃん・お嬢ちゃんじゃあ、革命なんて無理って事です。

まぁ、連合赤軍も似た様なもんでしたけどね。



ホント、褌しめ直してハードなドラマ作りをして下さい!

カンテレさん!



『革命が独裁の重荷を解決するということは、まずない。それは独裁の重荷の担い手を変更するに過ぎない』バーナード・ショー(アイルランドの劇作家・1856~1950)

過去の関連記事。
CRISIS 公安機動捜査隊特捜班の巻。


最新の画像もっと見る