荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班の巻。

2017年05月21日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




テレビ朝日系【BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係】の小栗旬&金城一紀コンビが、河岸を関西テレビに移して繰り広げるアクション刑事ドラマ。



いや~、やっぱアクションがあるとグッと熱くなりますよね~。

グダグダくっちゃべってるだけの【緊急取調室】とか、バカみたいに思えて来ます。なにが“キントリ”だよ。

あ、すいません、田中哲司さん。





さて、その特捜班の他のメンバーはと言いますと・・・。

まず、西島秀俊。



おそろしくストイックな刑事役です。

まぁ、基本的にこのヒトのステレオタイプな役ではありますな。

小栗旬とは、前述の【BORDER~】の裏番組【MOZU】で対決したライバル関係だったのを思い出しました。

『いつか、この腐ったシステムを変えてみせます』と、警察庁警備局長に啖呵をきってましたが、あの歳で巡査部長だとちょっと無理じゃあ・・・。



次、さっき謝った田中哲司。



特捜班の班長で、仲間由紀恵の旦那。

改めて気付きましたが、このヒト、デカいんだなぁ。

小栗旬・西島秀俊と並ぶと画になりますなりますね。

いいなぁ、僕なんか最長期に比べて2㎝も縮んで166㎝だもんなぁ・・・。



次、野間口徹。



【SP 警視庁警備部警護課第四係】や【BORDER~】等、過去の金城一紀作品にもレギュラー出演しておりました。

基本的にクールというか、モノを斜めから見るキャラが多いですね。

もっとも、顔が顔だから仕方ないでしょう。



次、新木優子。



誰?このコ。ウィキを読みますと【家売るオンナ】に出てたんだ・・・。



特捜班は『国家の危機を救う秘密部隊』との事ですが、売春組織追ったり、政治屋狙うガキ追ったり、爆弾解体したり、ヤクザ組織に潜入したりと、七曲署並の何でも屋集団です。

なんでも“テロ”扱いしちゃうのは違うんじゃないかな。

見解の相違になっちゃうけど、明確にイデオロギーがないのに“テロ”と呼ぶのには違和感を覚えます。

つまり、『許せぬ悪徳政治屋をブっ殺す!』ってのは“テロ”ではないと。



個人的に良かったのは、買春変態悪徳政治屋・石黒賢をキチンと裁いたトコ。

ホントは小栗旬に射殺してもらいたかったんですがね。

それにしても、これはまんまプチエンジェル事件じゃありませんか。



8っチャンネルって事で、フジテレビジョンかと思いきや、制作は関西テレビ。

カンテレの『コレはわしらが作ってまんねん。ヘボフジさんじゃあ、これだけの数字は取れへんやろ』という声がヒシヒシと伝わって来ます。

実際、在京局と在阪局って仲悪いらしいっすもんね。

フジと一緒にされたら、そりゃタマらんでしょう。



『テロだって、先に言った方が勝ちみたい。テロをやっつけてる奴がテロってこともあるけどね』永六輔(ニッポンの放送作家・1933~2016)

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