荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

渡瀬恒彦の巻。

2017年03月16日 | 日毎ニュースに正義の理想を




俳優・渡瀬恒彦が亡くなりました。

【十津川警部】・【タクシードライバーの推理日誌】・【おみやさん】・【警視庁捜査一課9係】等、ハマり役の多い俳優さんでした。

よく、『キムタクのお芝居って、いつもキムタクって感じ』というバカがいます。

そんなの当り前です。

だって、発注側がそれを望んでんだから。

渡瀬恒彦も比較的後年は同じ。

基本的にどの役も同様のトーンで演じておりました。

飄々と、とぼけた味わい深いお芝居です。

ま、【十津川警部】がちょっとハード目だった位かな。

【タクシードライバー~】に、櫻井淳子がゲスト出演した回があったのですが、てっきり【おみやさん】かと思っちゃいました。



僕がガキの頃の渡瀬恒彦といえば、【影同心】・【大激闘マッドポリス'80】・【セーラー服と機関銃】辺りが記憶に残っております。

当時は近年と違い、かなりギラギラした印象が強い。

まぁ、なにせ【ピラニア軍団】ですからねぇ。

【芸能界ケンカ列伝】なんてのがあると、必ず渡瀬恒彦の名が出ていたものです。

それにしても【~9係】とか、どうなっちゃうのでしょう。

イノッチが主役になったりして。



享年72歳。

ご冥福をお祈りします。



『どの道死なねばならぬのなら、私は納得して死にたいものだ』梅崎春夫(ニッポンの小説家・1915~1965)

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