荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

ドラマの巻、拾参たび。

2017年02月03日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




フジテレビジョンの悪いクセが炸裂しまくりの、月9【突然ですが、明日結婚します】。

なんでも第2話の視聴率は6.9%だったとか。

いや~、大爆死ですな~。



ここ数年、月9は若い女優&俳優を担ぎ出して、惚れた腫れたのクソドラマを次々とリリースしております。

マトモなヒトなら『おんなじ事を繰り返し、結果も出ないのになぜ・・・?』と思う事でしょう。

んで、考えてみました。

フジテレビジョンの社長といえば、ドラマ製作の雄・亀山千広。

当然、亀山クンは【笑っていいとも!】は終わらせても、月9の終焉は考えもしないでしょう。

自身の出世に導いてくれた大事な大事な枠ですからね。愛着もありましょう。

問題は現場のスタッフ連中です。

視聴率を気にするより

『惚れた腫れたのウンコドラマを、社長の志を汲んで作ってます!』

ってヤツばっかじゃないでしょうか。

手前ぇの出世を考えれば、そういうアピールの方が大切でしょうから。

だから一般ピーポーが、『月9つまんない』『なんで恋愛モノばっかなの』とわめいても、月9の方向性は変わらんのですよ。



『昔の月9は凄かった』って言うけど、今思うと『そうだったかな~』って感じます。

あの当時でも、50歳になるオッサンから観れば、【東京ラブストーリー】も【ロングバケーション】も惚れた腫れたのゲロドラマに過ぎなかったんじゃないかな。



【突然ですが、明日結婚します】について、ひと言。

西内まりやちゃんは専業主婦を夢見ている様ですが、だったら職業はメガバンクの総合職じゃなくて、信用金庫の事務職にすべきです。

他にも言いたい事は山程ありますが、『だったら観んなよ、オッサン』って若いコに言われちゃうので止めときます。



『問題にとことん惚れ込んでも、問題解決の方向性について一面的に思い込んではならない』安斎育郎(ニッポンの研究者・1940~)

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