Nori log

日常のちょっとした出来事を写真で残しています
3年の上海駐在を終え、今は日本の良さを再認識中

坂トレ最終日

2023-05-27 16:31:10 | レース/トレーニング

富士ヒルクライムを来週末に控えて、昨日は坂登りトレーニングの最終日。

来週は身体を休めて準備するんで、今日は追い込んどこうか。

「本番のコースをも一回登っとこうか」とも思ったけど、完走できることが分かったんで今日は近場でもいっかな。

 

小田原駅の先からクイっと登って、このコース唯一のオーシャンビュー

ここから箱根のお山の東斜面をトラバースしていく。

 

山里に通りかかる

もうすぐ田植えかな

 

大雄山最乗寺の仁王様には挨拶しといて っと

 

一色橋で足柄街道にぶつかって左折し、峠方向へ向かう。

前回はここ「金太郎の里」の入り口で引き返したが

今日は行くよ

ここから先が 3.5km で 330m を登る平均斜度 9.5% の激坂区間。

足柄峠のクライマックスだ。

 

いきなり

エグいな

このポイントで止まると再スタートが難しいので、一端登ってから手押しで降りてきての撮影だ。

 

「見晴台」なるバス停があるが、眺望は効かない。

ここに足柄古道の説明板が立てられていた。

←クリックで拡大

江戸時代前までは西と東を結ぶ幹線道路だったと記されている。

少し先に当時の古道が一部残されており、幹線道路とはいってもこんな様子だったみたい。

 

坂はまだまだ続く

 

12% なんて軽いもんだ

 

ちょっとだけ足柄平野が遠望できるポイントが

ここで 14% だって

この先が瞬間最大斜度の 22% 地点

必死で漕いでたから、画像は Google Map からお借りしました。

 

何度も足を着きながらも、なんとか登りきったよ。

心拍数が 160rpm を越えることも頻繁だったけど、

「これが苦しい坂トレの最後なんだから」

と自分に言い聞かせながら。

 

「さあ、来週は本番に向けて身体を休めよう」

 

激坂は峠手前の万葉公園で終わりだ。

しばらく進むと関所跡が

説明板

←クリックで拡大

最初は山賊の取り締まりのために設けられたとか書かれている。

 

そして足柄峠

説明板

←クリックで拡大

軍事的な要所であったので城が築かれていたこと。

古来より官道であったので万葉集にも数首歌われている、等が記されている。

 

さて今日は曇天だったから、あまり期待してなかった富士山だけど

霞んでいるけど、会えて良かったよ。

ずいぶん雪は減ったみたいだね。

ひとしきり眺めて帰ろうとしたら

雲が「 NO 」って言ってた。

「帰るな」ってことかな?

 

「すまん、また来るからな」

 

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