かなり前にお借りしていた原田マハさんの、
『本日はお日柄もよく』を、やっと読み始めました。
T子さんの娘さんのC子さんが、「きっと気に入ると思うからと」、貸してくださった本です。
図星でした!!
内容・筋が面白いし、文章力がすごい。
そこで思い出したのが、
古今和歌集の序の「言の葉 種」(ことのはぐさ)という言葉。
スピーカーズコーナーの最後でよく語られます。
とても素敵な言葉だと、私も大切にしています。
なんと、主人公の女の子の名前が、「こと葉」、そのお兄さんが「詩歌」。
俳人の祖母が名付け親とか。(孫の名前で楽しんでいる)
洗練された日本語を話す人は、少なくなったのでは・・・と思います。
古語、雅語と言われる言葉は、意味が分からないことも多い。
以前にも書いたかもしれませんが、「奥義」は、昔は「おうぎ」と読んでいました、
でも、そのように読める人が少なくなり、「おくぎ」になっています。
「重複」も、「ちょうふく」と読める人が少なくなり、「じゅうふく」が、大きな顔をして広がりつつあります。
「掌」は、「たなごころ」ですが、手のひら、手のうちがわ、、、と言われないと、どこのことかよくわからない。
『本日はお日柄もよく』、読み始めたばかりですが、
引き込まれています。
図書館に予約するのを控え、この本に全集中いたします。
(鬼滅の刃は、全く読んでいないのですが・・・)
秋の味覚 葡萄と松茸 (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)
松茸山の近くに住んでいたことがありました。
いまは、スーパーで見るだけ・・・です。