ニュースで、2022年の文化勲章の受章者を知りました。
その中に、上村松園さんのお孫さん、上村淳之(うえむらあつし)さん89歳の名前を見ました。
父の上村松篁(うえむらしょうこう)も日本画家で、文化勲章受賞者。
祖母の上村松園は、1948年女性初の文化勲章受賞者です。
1875年(明治8)4月23日生~1949年(昭和24)8月27日 (74歳没)
「1点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする、香高い珠玉のような絵」を描くことを願っていたという。
私が「序の舞」を見て、上村松園に魅かれたのは、いつごろだったか。学生時代であったことは確か。
社会人になってから、友人の部屋に、ほぼ等身大ともいえるほどの大きな「序の舞」の絵(ポスターらしい)が
飾ってあって大変驚いたことがあります。
いまもその部屋を思い出すと、清々しい気持ちになります。
その部屋は特別な部屋で、彼女が聖書を読んだり、瞑想する聖別された部屋でした。
彼女は、子どものころ日本舞踊を習っていたという。
私たちは、すぐに仲良しになりました。
お孫さんの上村淳之さんが、どのような画風の絵を描かれるのかは知りませんが、
親子三代で文化勲章受賞者とは、驚きました。
ちなみに、文化功労者に、将棋の加藤一二三さんと、歌手の松任谷由実さんが選ばれたのも、嬉しい。
松本白鸚(まつもとはくおう)さんは、文化勲章受賞者。
松本幸四郎を名乗っておられた時の印象が強いです。歌舞伎の方には、受賞者が多い。
芸術の秋。日本の芸術や文化を、大切にしたいと思います。
序の舞 上村松園 (ウィキペディアからお借りしました)
東京芸術大学蔵で、重要文化財 1965年昭和40年の切手に採用されている。
本物を見たいとは、いいませんが、大きな「序の舞」がほしいです。
気持ちがしゃきっと、しゃんとするように思います。