風の詩(kazenouta)2

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映画「ヒゲの校長」  手話の父 高橋潔さんの実話

2023-07-15 19:23:02 | ドラマ・映画・演劇

ネットで見つけたのですが、

聾宝手話映画主催の「ヒゲの校長」 手話教育の父といわれる

高橋潔さんの実話。

監督 谷進一(看護師・役者・監督)

主演 高橋潔役 尾中友哉(サイレント・ボイス代表)

 

大正から昭和にかけて、ろうあ(聾唖)教育では、手話教育から口話教育へ移行するように

国の方針が変更されつつあった。

その中で、大阪市立聾唖学校の高橋潔校長は、それぞれの子どもの適性を考え、

手話を失くすべきではないと訴え奮闘した。

 

撮影は、京都、滋賀(近江八幡市)、大阪など。

2022年10月から自主企画で全国で上映。

上映は、「ヒゲの校長」上映館で検索してみてください。

 8月19日に吹田市であることが分かりましたが、土曜日なので残念ながら行けません。

 アマゾンプライムでやってくれないかなあ。

 

主演の尾中友哉さんは、ご両親が聾唖者で、自身は健聴者(コーダと言われる方)です。

 聾唖者の方と共に働くサイレント・ボイスを創設、NPO法人としてもやっておられる。

 お父さんは、この舞台となった大阪市立聾唖学校と、引っ越しで滋賀県立聾話学校(口話を推奨する)へ通われました。

指文字の考案者大曾根源助さんも、大阪市立聾啞学校の教員で、アメリカでヘレン・ケラーにも会い指文字を知る。

あいうえお・・・をどのような形で表現するかを四苦八苦して考えた人。

 

言語や文化の違う人たちが、共存できる社会

 多様性、適正を考える

高橋潔校長の妻を演じる 日永貴子さんは言う

*****「「心を育むこと」
世の中にはこんなにたくさんの素晴らしい事があるんだよ!

いっぱい感動して、泣いて笑ってね!
音を知らない全ての子供達の心の中に色々な音を響かせる。

高橋校長は、手話のその先にあるものを見据えておられたように思います。

口話習得が困難な子供達から手話を奪ってしまったら…。

教育とは…。
聾の子供達の教育という事に留まらず、

全ての教育に通ずる課題を投げかける映画でもあると思います。

高橋校長を支えた妻、醜子さんはこう言います。
「私の夢は、全ての小学校で手話を教え、

全ての人が指文字と簡単な手話だけでも出来るような世の中」

*********************

 

ちょっとだけ手話を学んだことがあります。

SDA東京中央教会の礼拝で、手話通訳・手話讃美を見ることで

手話を忘れないようにできたらと願っています。

手話は言語のひとつ。

毎年、手話通訳養成講座が行われていますが、もう無理。

 ピンクの薔薇、、、優しい色ですね (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

  みんなが優しい気持ちになって、互いを思いやることができたらいいなあ。

  そう思っていても、口はわざわいの元。。と反省している毎日です。

 


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