ネットで見つけたのですが、
聾宝手話映画主催の「ヒゲの校長」 手話教育の父といわれる
高橋潔さんの実話。
監督 谷進一(看護師・役者・監督)
主演 高橋潔役 尾中友哉(サイレント・ボイス代表)
大正から昭和にかけて、ろうあ(聾唖)教育では、手話教育から口話教育へ移行するように
国の方針が変更されつつあった。
その中で、大阪市立聾唖学校の高橋潔校長は、それぞれの子どもの適性を考え、
手話を失くすべきではないと訴え奮闘した。
撮影は、京都、滋賀(近江八幡市)、大阪など。
2022年10月から自主企画で全国で上映。
上映は、「ヒゲの校長」上映館で検索してみてください。
8月19日に吹田市であることが分かりましたが、土曜日なので残念ながら行けません。
アマゾンプライムでやってくれないかなあ。
主演の尾中友哉さんは、ご両親が聾唖者で、自身は健聴者(コーダと言われる方)です。
聾唖者の方と共に働くサイレント・ボイスを創設、NPO法人としてもやっておられる。
お父さんは、この舞台となった大阪市立聾唖学校と、引っ越しで滋賀県立聾話学校(口話を推奨する)へ通われました。
指文字の考案者大曾根源助さんも、大阪市立聾啞学校の教員で、アメリカでヘレン・ケラーにも会い指文字を知る。
あいうえお・・・をどのような形で表現するかを四苦八苦して考えた人。
言語や文化の違う人たちが、共存できる社会
多様性、適正を考える
高橋潔校長の妻を演じる 日永貴子さんは言う
*****「「心を育むこと」
世の中にはこんなにたくさんの素晴らしい事があるんだよ!
いっぱい感動して、泣いて笑ってね!
音を知らない全ての子供達の心の中に色々な音を響かせる。
高橋校長は、手話のその先にあるものを見据えておられたように思います。
口話習得が困難な子供達から手話を奪ってしまったら…。
教育とは…。
聾の子供達の教育という事に留まらず、
全ての教育に通ずる課題を投げかける映画でもあると思います。
高橋校長を支えた妻、醜子さんはこう言います。
「私の夢は、全ての小学校で手話を教え、
全ての人が指文字と簡単な手話だけでも出来るような世の中」
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ちょっとだけ手話を学んだことがあります。
SDA東京中央教会の礼拝で、手話通訳・手話讃美を見ることで
手話を忘れないようにできたらと願っています。
手話は言語のひとつ。
毎年、手話通訳養成講座が行われていますが、もう無理。
ピンクの薔薇、、、優しい色ですね (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)
みんなが優しい気持ちになって、互いを思いやることができたらいいなあ。
そう思っていても、口はわざわいの元。。と反省している毎日です。