風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

「南の島に星が降る」 加東大介著

2022-09-19 19:29:18 | ドラマ・映画・演劇

戦地で劇団を作り、兵士を鼓舞し続けた男・・・9月16日の高橋源一郎の飛ぶ教室

加東大介さんと言えば、沢村貞子さんの弟。長門裕之さんや津川雅彦さんの叔父さん。

「羅生門」「七人の侍」「用心棒」など黒沢監督映画に出演していて、

眉が太く目玉をぐりぐりさせる俳優さんだったと記憶しています。

 

その加東大介さんは、1943年(昭和18年)に召集されて、衛生兵としてニューギニア戦線に。

その時、傷病兵を慰める(鼓舞する)ために、劇団を作るように言われた。

その記録が「南の島に雪が降る」に残された。

 ”舞台に降る雪”を見た東北など北国を故郷とする兵士たちみんな、泣いた。

 いつもなら、幕が上がり拍手が起こるはずなのに、しーんとしている会場。

 みんな泣いていた。。。。。。。。。(私たちはその光景を想像する)

どんなに兵士たちが、その演劇を見ることを喜びとし、生きる励みとしたかを

今回の紹介で知りました。

 

芸術・・・文学、音楽、絵画、演劇が、人が生きるうえでどんなに大事か。

文明とは、科学技術が発達することだけではなく、芸術が育まれていくことでもある。

 

悲惨な戦争のあと、たくさんの文学をはじめとする芸術があらわれる。

 人は苦しみから学ぶ、学ばなければ成長もないし、悟り=真理を知る、、こともないのかなあ・・・と思ったりします。

 

苦しい時、わたしを呼べ・・・と言ってくださる神様・イエス様に寄りすがりつつ、希望を失わずに生きていきたいですね。

 

 大地と大空、、、守られる (よしみさんからお借りしました)

  北海道へ、行きたいなあ。

 

 


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