風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

画家 片岡球子さん 富士山とにらめっこ

2024-08-21 20:23:33 | キリスト教会
カルチャ―ラジオのアーカイブスで
画家の片岡球子さんを取り上げていました。
第1回目

独特の片岡球子の世界
歌舞伎俳優 能楽 雅楽へと広がり
「面構(つらがま)え」を描く

人の顔には、その人の人間性があらわれる。
魂を描く。

富士山を描き始めたのは1966年(昭和41年)
「自分の心に感じた富士山を描く」
富士山とにらめっこしている。
日々、富士山は違う。
声が聞こえてくるような気がする。
富士山と問答をする。
だれにも邪魔されず、富士山とふたりっきりになると描ける。

自分の絵を見る人に、希望を与えるような絵を描きたい。

極める、、、というのは、こういうことを言うのだと思った。
一心に向き合う。

ほかの誰とも違う、片岡球子の絵の世界を創りだした。
 その後、真似をする人も出てきたように思う。
日本画の枠を破る。
最初はゲテモノと酷評されることもあったようだ。
でも小林古径は、励ましてくれたらしい。

片岡球子さんの絵を家に飾ると いいことがある。。。
と言われるようになったとか。
それは彼女の願うところでもある。

藝術の真髄は、そこにある。



 富士山  片岡球子   (無料画像をお借りしました)

 いろんな富士山があります。その時によって変化する
 魂でとらえる人がいた。