風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

映画「母と暮らせば」 やっと見ました

2024-08-12 18:10:48 | キリスト教会
井上ひさしさん構想の「戦後”命”の三部作」
「ヒロシマ」「ナガサキ」「沖縄」
映画「父と暮らせば」(ヒロシマ)は、ずっと前に見ました。

「母と暮らせば」(ナガサキ)を、ずっと見たいと思っていて
本日、やっと見ました。
 予告編で、断片的な画面は覚えていました。
 ナガサキは、クリスチャンの母(吉永小百合さん)と
 長崎医科大学生の息子(二宮和也さん)メンデルスゾーンが好き。
クリスチャンで助産婦、お祈りの言葉や、礼拝の場面が出てくる
恋人(黒木華さん・小学校の先生)の幸せを、最終的には願う
 真実の愛

愛していて、将来を約束した、たくさんの恋人たちが
戦争で死別するという悲惨な現実

***
偶然ですが、今朝、「伊集院光の百年ラヂオ」で、実話
21歳の兵隊さんと、9歳の女の子が、舞鶴で始めて会い
手紙をくださいといわれ、文通をするようになり
兵隊さんは満州、上海、南方の島へ、、、、
 途中、兵隊さんが陸軍士官学校で学ぶために帰国した時と
 2回しか会ってないのに、文通で愛を育み、結婚したいと思う
 女の子が16歳、兵隊のお兄さんが、28歳、、、
 結婚はまだ早いと反対される
戦地からの便りも届かなくなる、
こちらから出した手紙は、戻ってはこないけれど、どこへ行ったかわからない
そんな状態のときに、兵隊のお兄さんの実家から、
女手がいないので、助けてほしいと言われ、
女の子の父親は戦死していたので、母親と弟と共に、京都から愛知県へ行く。

南方のその島は、全員玉砕したという知らせがあるが、
グアム島の捕虜収容所から、実家に手紙が届く。
生きていた。
昭和21年冬に、突然、深夜に実家に帰ってきた。
実際に会うのは。これで3回目。
20歳になった女の子と、32歳になった兵隊だったお兄さんは、結婚する。

これは、古いラジオ番組からですが、
伊集院光さんがおっしゃるように、
「こういうケースは、本当にまれなことで、
数知れない多くの帰還しない恋人がいたことを、
忘れてはいけない、、、」
******
戦争は、多くの若者の将来を奪う、、、奪った、、

「母と暮らせば」を直後に見たので、
戦争で死ぬことは、地震や津波で亡くなることとは違う。
戦争は、人がおこすことで、
それは避けることができるはずだ

戦争は残酷で悲惨なことであるとの、
強いメッセージを受け取りました。
愚かな戦争を、やめてほしい。
もう、始めないでほしい。
 「過ちは二度と繰り返しませんから」と誓った国なのだから

平和を求める祈りを、続けたい。



 映画「母と暮らせば」  
   (無料画像をお借りしました)

 井上ひさしさんが晩年に構想しておられたものを
 山田洋次監督が受け継ぎ映画化した

  反戦詩を朗読することを、ライフワークとしておられる
  吉永小百合さん ずっと続けてください。