風の詩(kazenouta)2

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「ヨーコさんの”言葉” それがなんぼのことだ」 佐野洋子さん

2023-06-16 18:58:10 | 絵本

絵本作家で、エッセイスト。

佐野洋子さんの『ヨーコさんの”言葉”」という絵本エッセイが、全5巻シリーズで出ています。

そのなかの、ーそれがなんぼのことだーを読んで分かったことがあります。

 

よく知られている『100万回生きた猫』は、

二つ違いの 大好きだったお兄さんが11歳で亡くなってしまった。

その喪失感と、

結婚して、息子も授かったにもかかわらず、離婚

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 P148 愛した男を失った。

    それは私の中で失われ

    失われたものをまじまじと

    見つめる地獄を知った。

 P150 ゆるやかに崩壊していった

    家庭を営みながら

    私は一冊の絵本を創った

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多くの人の心を打つあの絵本『100万回生きた猫』は、

佐野洋子さんの苦しみと、素朴にのぞんでいるものから生まれたのでした

 

100万回生きて、やっとめぐり合った白い猫

 

1938年(昭和13)中国の北京生まれの洋子さんは、

2010年(平成22)乳がんで亡くなった。

72歳。

 

1990年~1996年 谷川俊太郎さんと結婚なさっていた。

人生を独自の目線で見つめ、素直に表現しておられたその感性が

俊太郎さんと通じるものがあったのでしょうか。

 

2011年『死ぬ気まんまん』

2014年『ヨーコさんの言葉』がNHKEテレで、随筆を元に絵本風に制作された。

私は、佐野洋子さんのことを、ほんの少ししか知らない、、、、。

 

 白い猫  (無料画像からお借りしました)

  永遠の愛は、あるのでしょうか。