恩送り(おんおくり)という言葉をご存じですか?
恩返しは、個人対個人。
恩送りは、
恩を受けたら、それを、その人に返すのではなく、
助けを必要としている人に、自分ができることをしてあげること。
これは、ずっと言われていることでもあります。
自分がしてほしいと思うことを、隣人にする・・・・これは聖書の教えでもあります。
自分を愛するように、隣人を愛する。
高橋源一郎さんは、そのことを広げて、
自分たちが書物から教えられることは、恩を送られたことになる。
何千年も前に書かれた書物が語ることは、その著者が未来の人に伝えたいと思ったこと。
それが、真実であれば、時の流れに忘れ去られることなく、生き続ける=語り続ける。
私たちは、本当に多くの先人から教え(恩恵)を受けてきました。
未来の人に、それを送れるか。。。。
恩送りは、若い人たちの支え、助けになれたらなりましょう・・・ということ。
私もたくさんの先輩たちから受けた恩を、
後輩たちに送っていきたいなあと、強く思いました。
両親をはじめとして、たくさんの人たちに、育ててもらったなあと思います。
紫陽花 (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)
植物は、種を残して、命を送っていく。。。