風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

週刊朝日休刊と扇谷正造さん

2023-06-13 19:39:07 | 

NHKラジオアーカイブス6/12の放送

扇谷正造さんの2回目

 1913年3月28日生~1992年4月10日 

 宮城県遠田郡湧谷町生まれ

 評論家、編集者、ジャーナリスト あだ名は”週刊誌の鬼”

 1935年に朝日新聞社に入社、

 1938年従軍記者として武漢作戦へ、再度1941年フィリピンのリンガエン湾へ

 この時は、下士官や将校たちと接していたので兵隊は凛々しい、勇ましい存在と思っていた。だが、

 1944年3月補充兵(通信兵)として、二等兵として従軍。古兵からのリンチにあい、歯をすべて失くす。

 また戦友の死など みじめな体験をし、軍隊に対する価値観が変わる。

 戦後、反戦・反権力の姿勢をとる。

1947年「週刊朝日」の編集長になる。

 大宅壮一さんから、「文春の池島、暮らしの手帖の花森と並ぶ戦後マスコミの三羽烏」と讃えられた。

 

その「週刊朝日」が、先月2023年5月に休刊した。

1922年2月の創刊なので、100年続いた雑誌です。

休刊を惜しむ声もたくさん聞こえてきました。

今後は、「AERA」アエラを強化するという。

 

時代の流れというのでしょうか、

週刊誌というのは、現代史を書く、、、と言われていました。

世相を描く、鋭く世論を衝く、、、

ただのゴシップ雑誌とは違う。はず。

紙の媒体からネットへと、情報の伝達方法が大きく変化した。

 

教会の月刊誌「サインズ・オブ・ザ・タイムズ」も、昨年(2022年12月)

123年の歴史に幕を引いた。休刊。

「時のしるし」(時兆・じちょう)として1899年(明治32年)創刊され

もっとも長く続いている雑誌と言われていました。

 

扇谷正造さんが、雑誌の概念を変えていった時代から

2023年の現在、デジタル化、AIの進化、パソコンの普及、、、、

大きく世界は変わっている。

 

多すぎる情報を、どのように取り入れ、その真偽を見分けるか・・・・

課題は大きいような気がします。

惑わされないようにと、願います。

 

 まだ罪人であったとき・・・(聖書アプリからお借りしました)

  真理は自由を与えると、国会図書館の受付の上に掲げてある言葉は 深いです。

  あらゆるものに囚われず、真の自由人でいたいと願います。