関西学院大学 RCCキリスト教講座春学期 「聖書と伝説」第3回が、6/28にありました。
講師はA.スルターホルツ神学科教授
学ぶところが多いです。
聖書にはほとんど書かれていない、イエスの幼少期。
中世の暗黒時代と、聞いてはいましたが、
ここまで聖書をおとしめるような、空想、おとぎ話、童話を混在させたような物語。
取るに足りない、ばかげた奇跡を、子どものイエスがしたという。
例えば、大工の父ヨセフの仕事を手伝っていて、木の長さ足りない時に、伸ばしたとか、
母マリアが、木の実が取れないので、木をイナバウアーのように反らして、取れるようにしたとか。
聖書が、寓話と同じレベルのものであるかのように人々に思わせた。
人々が、信仰をなくすように誘導したことが、よく分かりました。
かつて、「聖書は神話ですから」という教授もいらっしゃいました。
わたし自身、子どものころは、童話と聖書は同じようなものだと思っていました。
だから奇跡があっても、なんの不思議もない。
しかし、中学のころ、歴史上の人物、実在の生きていた人間として、イエス・キリストが
歴史の教科書に書いてあるのを見て、びっくりしました。
実在の人物だったのか。。。。。
キリストの神性と人性、、、その神秘に目が開かれました。
本日6/30の聖書通読、コロサイ人への手紙 2章8節 22節 23節
8節 あの空しいだましごとの哲学によって、
だれかの捕らわれの身にならないように注意しなさい。
それは人間の言い伝えによるもの、
この世のもろもろの霊(幼稚な教え・原理)によるものであり
キリストのよるものではありません。
22節 これらはすべて使ったら消滅するものについての定めで
人間の戒めや教えによるものです。
23節 これらの定めは、人間の好き勝手な礼拝、
自己卑下、肉体の苦行のゆえに
知恵あることのように見えますが
なんの価値もなく、肉を満足させるだけです。
(新改訳聖書 2017年)
惑わされないように、気を付けたいです。
菜の花の中の水仙 (野口勝利さんからお借りしました)
良い安息日をお過ごしください。
多くの人が、イエスさまと出会うことができますように。