1日1日感動したことを書きたい

本、音楽、映画、仕事、出会い。1日1日感動したことを書きたい。
人生の黄昏時だから、なおそう思います。

FRB支援につなぎ国債10兆円

2008-09-19 20:51:27 | 経済指標メモ
 今日も、経済記事からのメモ。しばらくは、目が離せないです。
昨日、FRBの資産の劣化についてメモったけれど、さっそく米財務省が
FRBの流動性供給や金融機関への直接融資を支援するために、1000億ドル
(10兆5000億円)のつなぎ国債を発行するという記事が出ていました。
17日に400億ドル(約4兆円)を発行したばかりです。
FRB、資金繰り大丈夫?って思うけど、
GDPの3%もの財政赤字を抱えているアメリカ、こんなに国債を発行して
大丈夫なんかな・・・。
 この先、ドルの暴落、アメリカ一国優位の世界秩序の終焉へと続いて
いくのかも知れませんね。

FRBの資産の劣化

2008-09-18 21:43:05 | 経済指標メモ
アメリカの中央銀行であるFRBの資産の劣化が進んでいるようです。
今日の日経から抜き書き。メモメモです。

1.米金融機関への公的支援額
 ベアー・スターンズ 290億ドル
 住宅金融公社 2000億ドル
 AIG 850億ドル
 合計 3140億ドル(33兆2000億円)

2.広範な担保で銀行に貸す新型融資の残高
 1500億ドル(15兆8000億円)

3.総資産9000億ドルのうち、安全資産である国債の保有額が1年前より4割減少
 国債保有残高 4800億ドル(1年前は、8000億ドル)
 証券会社などの資金繰りを助けるために、証券会社が保有する住宅ローン担保
 証券などと国債を交換したため

住宅ローン担保証券が暴落したり、金融機関への融資が回収できなくなれば、
FRB自体が危なくなると言うことですよね。大丈夫? FRB。

今日は449.36ドル安か・・・ニューヨークダウ

2008-09-18 08:44:31 | 経済指標メモ
 ニューヨークダウ、今日は449.36ドル安でひけたのですね。
モルガンスタンレーの株が43%もダウン。ワコビアとの合併交渉が
始まったと伝えています。
 スイス金融大手UBSがスイス国立銀行(中央銀行)に救済を求めたとの
観測もでています。
 イギリスではロイズTSBが経営不安説の出ていた英住宅金融最大手HBOS
と合併交渉を進めているようだし・・・。
 世界の金融危機直前にまで、事態は進んでるんですね。不安やね。。。
出口が見えないだけに。

AIG救済 9兆円融資

2008-09-17 21:39:11 | 経済指標メモ
 AIGは救済することになったのですね。FRBが株を79.9%所有することと
引き替えに、9兆円のつなぎ融資をすることになりました。
 AIG、住宅ローンの証券化商品の元利払いを保証する業務を行っていたそうですが
保証残高は4000億ドル(40兆円)に達しているそうです。この保証を確実にするた
めに、現金担保を差し出す必要に迫られたのが、今回の実質的破綻の原因だそうで
す。
 そらアメリカも、今の段階ではAIGはつぶせないだろうな。もしつぶせば、世界中
にばらまかれた証券化商品がさらに暴落するわけで・・・。世界の金融危機は、一気
に煮詰まっていたかも知れない。
 
 わが家を持ちたいと願う移民労働者や低所得者に、無理矢理ローンを組ませ、その
ローンを証券化して世界中に販売する。証券化で得たお金で、またまたローンを組ませて、
証券化する。そのようにして膨らませてきたバブル。根っこの住宅価格が下げとま
らない限り、出口はみえないと思う。

「FIVE FOR FUN」(HIGH FIVE QUINTET )

2008-09-17 21:03:45 | 音楽
先週からのトラブル処理に奮闘中です。一歩前に進んだかな。
でも、これからが正念場。

元気がでそうなCDを聴きたいということで、
会社帰りに HIGH FIVE QUINTET の4年ぶりの新作「FIVE FOR FUN」を
買いました。



HIGH FIVE QUINTET は、ファブリッツオ・ボッソのトランペットと
ダニエル・スカナピエコのテナーサックスを中心にする、イタリアのグループです。

なかなかご機嫌なCDでした。
そう、ジャケットみたい・・・生き生きしてるし、さわやかやし。

元気もらった!!!


リーマンブラザーズが破綻

2008-09-15 22:48:40 | 経済指標メモ
 ついにリーマンブラザーズが破綻したのですね。不良資産は、520億ドル。
負債総額 6130億ドル(63兆7500億円)。
メリルリンチもバンカメに買収されることが決まったようだし。AIGも400億ドルの
つなぎ融資をFRBに要請したとか。
 住宅価格は下げ止まらないし、失業率はふえてるし、消費は落ち込んでいるし、
まだまだ破綻する金融機関がでてくるんだろうな。アメリカ経済、ほんとに重体です。
出口が見えない。この先どうなるんだろう。

SPring-8

2008-09-15 20:11:39 | 日記
 西播磨科学都市にある「大型放射光施設(SPring-8)」に行ってきました。
先日読んだ小川洋子さんの「科学の扉をノックする」に、ここの施設が紹介されて
いました。世界に3つしかない実験施設が、車で1時間半ぐらいのところにあると
聞くと、行かぬ訳にはいかないのです。



 放射光というのは、光速近くまで加速された電子が磁場で曲げられる時、その進行
方向に放射される電磁波のことだそうです。
 放射光を利用すると、物質の種類や構造を原子や分子のレベルまで見ることができ
るそうです。タンパク質の構造解析を通した生命科学や、物質科学、環境科学など
放射光の技術は、様々な分野へ利用が可能だそうです。
 放射光の発生装置は、電子を発生させ光速近くまで加速するための加速器と、
その電子を円形の軌道に貯めておくための蓄積リングで構成されています。
この蓄積リングだけで、1436mもあって三原栗山という山をぐるっと回って
いました。


   施設の全容(右側上が蓄積リング)



           蓄積リング

うーーん、とにかくでかい施設でした。しかし、まだ、良く分からない。
5名以上集まれば、1時間半のツアー見学ができるそうです。
5名集めて、もう一度行ってみようと思います。

気分転換に・・・六甲山トワイライトライブ

2008-09-14 21:02:55 | 日記
 気をもんでも、すぐには解決しないトラブル。こんな時は、
気分転換。

 散歩がてらに再度山公園に行って



六甲山トワイライトライブで、ジャズの演奏を聞いて、



 六甲山の夜景見て、帰ってきました。



 明日も、どこかへでかけよっと。
明後日からは、トラブル解決、がんばる

「金色のゆりかご」(佐川光晴)

2008-09-14 11:17:25 | 
 「金色のゆりかご」(佐川光晴)を読みました。望まない妊娠をした高校生と
海外養子縁組斡旋業者によってどこかに連れ去られてしまった赤ん坊のお話です。
こんな現実があったのですね。この本を読むまで、僕は全然知らなかったです。
 望まない妊娠から生まれた赤ん坊を海外に養子縁組斡旋をする業者は、日本では
許認可制ではなく届出制だそうです。世界の大多数の国では、許認可制になって
いて、養子縁組でもらわれていった赤ん坊の近況を実母に報告することが義務づけ
られているそうです。届出制の日本では、簡単に斡旋業者になることができるばか
りでなく、もらわれていった赤ん坊の近況を報告する義務もないそうです。
 そのために、要旨斡旋によって不当に高い利益を得ている業者もいれば、赤ん坊
が、人身売買や児童ポルノ、臓器売買といった他者の欲望を充足させる商品として
売買されている可能性もあるそうです。
 とても重たい現実をテーマにした本でした。自分の手で育てようと決意したとき、
赤ん坊はどこに行ったのかわからない。主人公の女高生と赤ん坊、この先どうな
るんだろう?
 日本政府も他の国と同じように、養子縁組斡旋業者は許認可制にし、養子となっ
た赤ん坊の近況報告を義務づけるようにしてほしいと思いました。

お疲れですわ

2008-09-13 08:49:30 | 日記
 しかし、今週はトラブル二つ。
横浜のほうは、昨日、無事解決。
一時は、心臓が止まるぐらい驚いたけど
早期対応で、ことなきをえました。
何事も、早いのが一番と実感。

 大阪の方は、まだ未解決。
解決にむけた道筋はなんとか見えたけれど、
困難な道筋を、少しづつでも前に進んでいくしかない状況。
来週が、勝負やろな。

はやく気が楽になりたいです


欧州景気も低迷

2008-09-11 17:49:52 | 経済指標メモ
 ユーロ圏十五ヶ国の2008年の実質成長率、1.7%から1.3%に下方修正されたので
すね。アメリカ、日本に次いでついにヨーロッパもって感じですね。
 ドイツ、スペイン、英国は、二・四半期連続のマイナス成長になりそうです。
スペインとイギリスは、住宅市場も低迷しているとか。
欧州の景気減速は、今後もさらに強まると日経新聞は書いています。

「格差はつくられた」(クルーグマン)

2008-09-08 21:44:36 | 
 ノーベル賞にもっとも近い経済学者の一人と言われているポール・クルーグマンの本。経済学書だと思い手にしたのですが、大違い。イラクへの武力介入や金持ちへの優遇を推し進める共和党と「保守派ムーブメント」に対する闘争宣言とも言える本でした。クルーグマンは、自らの政治的な立場を次のように述べています。
 「私は、極端な貧困と富を抑制する制度によって支えられた、比較的平等な社会を信じている。私は民主主義、公民権、そして法による統治を信じている。それは私をリベラル派に属させ、そのことを誇りに思っている。」
 すごいなぁ、ここまではっきり自分の立場を主張できるのですね。拍手、拍手です。ちなみに、この本の原題は、「The Conscience of a Liberal」といいます。
 この本の中でクルーグマンは、経済格差は政治的に作られたものだと主張しています。アメリカにおいて、この政策を推し進めてきたのは、大企業と大金持ちによって支援されてきた「保守派ムーブメント」と共和党でした。「保守派ムーブメント」と共和党は、白人プロテスタントの黒人に対する差別意識を利用しながら、福祉の切り捨てと大企業優遇政策を進めてきました。黒人や移民達が福祉によって恩恵を受けるのを、白人プロテスタントの差別意識は許さなかったのです。
 クルーグマンは、危機に直面したアメリカ経済が息を吹き返すためには、大企業や金持ち優遇の政策を改め、経済格差を小さくする政策をとるべきだと主張します。具体的には、国民皆保険を実現すること(アメリカでは、40%もの人が保険料が高すぎるために医療保険に加入していない)、ブッシュが導入した金持ちへの優遇税制を廃止すること、累進課税を強化すること、最低賃金を上げること、労働組合を弱体化する法律を廃止することなどを主張しています。
 実感なき景気拡大が終焉したとき、外需依存の日本経済がとても脆弱なものであることを、私たちは認識せざるを得ませんでした。内需の拡大を通して日本の経済を活性化させていくためにも、働いている人の福祉と労働条件を向上させ、経済格差を少しでも小さくしていく政策を取っていくことが、日本でも必要なのだと思いました。クルーグマンのような経済学者が、日本にもでてこないかな。

「東京島」(桐野夏生)

2008-09-07 10:39:17 | 
 「東京島」(桐野夏生)を読みました。無人島に漂着した一人の女性と
31人の男性の話。うーーん、どうなんだろ、この本。どう感想を書けば
いいのかな?
 僕には、作者が何を言いたいのか、あまりよく伝わってこなかったです。
感想、パス。
 石田えりあたりを主人公にして、映画でも作れば少しは話題になるかな・・・