下巻では、主人公の英語教師は、女生徒と性的関係を持った自らの身を守るために、2年4組の生徒全員を殺害することを決意します。出口をふさがれた校舎という密閉空間の中で、散弾銃を持った「怪物」と生存をかけた40名の生徒たちの闘いがくりひろげられていきます。しかし、生徒たちは、一人また一人と分刻みで殺害されていきます。
読んでいて、いいかげん嫌になったというのが正直な感想です。著者が伝えたかったことも、なぜこの本が「このミステリーがすごい!」の第1位なのかも、僕にはよくわかりませんでした。深読みをすれば、医者の息子で、京大からアメリカ留学、MBAを取得して、巨大証券会社で為替ディーラーをして、そこで挫折し、高校教師になるという主人公の設定の中に、巨大金融資本の弱肉強食のイデオロギーと、それに支配されている世界があって、弱者としての私たちはそれとどう向き合っていくのかという問いがあるのかもしれないけれど・・・それでもなお、よくわからなかったです。
読んでいて、いいかげん嫌になったというのが正直な感想です。著者が伝えたかったことも、なぜこの本が「このミステリーがすごい!」の第1位なのかも、僕にはよくわかりませんでした。深読みをすれば、医者の息子で、京大からアメリカ留学、MBAを取得して、巨大証券会社で為替ディーラーをして、そこで挫折し、高校教師になるという主人公の設定の中に、巨大金融資本の弱肉強食のイデオロギーと、それに支配されている世界があって、弱者としての私たちはそれとどう向き合っていくのかという問いがあるのかもしれないけれど・・・それでもなお、よくわからなかったです。
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