かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

富士山八合目のシングルルーム

2021-06-25 02:33:12 | 日記

こないだのブログ。富士山山開きに合わせて富士吉田クラッシックルートを「山小屋という感染リスクを回避して」弾丸登山的に登ろうと豪語していたが、無節操に発言撤回します。

日本気象協会アプリ「登山天気」による富士山頂付近のお天気、6月30日晴れ時々曇り、最低気温2℃・最高気温5℃、降水確率50%、7月1日曇りのち雪、最低気温2℃・最高気温4℃、降水確率60%という情報に接して、「ツェルトにくるまって夜明けを待つのは、やはり辛いか・・」とこころの軟弱派の意見が多数を占めてしまったため。(これも老いということなのか)

そんで、6月30日に営業している山小屋に予約を入れてしまった。2度ほど宿泊経験のあるその山小屋、たしか3年前は、10,000円だったが、定員を絞り、寝床を布で間仕切りし、幅90センチ、奥行き2メートル程度の空間を設け(ソロテント並み)シングルルームに変身したとして、12,100円に料金設定されていた。

感染リスクについては?が残るが、灯りや充電設備もあるとのことで、戸外が風雨の場合もあることを想定すれば、「納得価格」として予約したものであるが、風雨の場合は、標高2400mの経ヶ岳までとしていた「達観」は、何が何でも登りたいという「執着」に置き換えられた。

2019年のような豪風では、経塚山で断念せざるをえないが、多少の風雨ならば、オイラは経塚山からその山小屋へと1歩を踏み出すのだろう。(前にも記したが、そのような心理が遭難の要因ともなろう)

予約した以上は、早めにその山小屋に到着し、午前零時ころまで仮眠・休憩し、さらなる上をめざそう。自称MZのオイラは、3000m以上高所のアエギが富士愛の要因でもあるのだから、薄い空気を堪能しながら標準3時間のコースを4時間かけてゆっくり久須志山頂に向かおう。そして、午前4時15分過ぎ、標高3710m久須志(薬師)神社からの山開きの御来光に向かって世界平和を願って両手を掲げるのだろう。(希望的観測)

山小屋シングルルーム料金12,100円。梅雨時の今、いわば、富士山登頂の保険料であり、かけ金でもあり、お賽銭でもある、と自らの変節を合理化しながら、2021年の山開き、コノハナサクヤヒメの頬笑みを祈願してやまない。

 

時事通信記事

 

    

            河口湖畔にあった富士登頂をめざす親子像(再掲)

 

 

    

              精進湖から4月の富士2019年(再掲)

 

 

 

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