鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

小桟敷山の「ブナ」を調査する

2022年11月01日 | 活動報告

 10月30日(日)のブナハイクで小桟敷山の頂上直下のブナの木を5名のPVで調査しました。この時期になるとミズナラやハンノキは落葉してブナだけ黄葉が残っていて目立ちます。 小桟敷山のブナは頂上直下の登山道脇の標高1820m付近、南西向の40度近い急傾斜地に生育しています。確認できたブナは計4本で、大径木2(A,B)、中目木1(C)、小径木1本(D)です。一番上のAは双幹で胸高幹回りが150cm・131cm、BはAの約27m下で胸高幹周回201cm・104cm、CはAの約13m下で胸高幹周43cm・17cm・13cm、DはBの約10m上で胸高幹周は24cmです。急傾斜地で乾燥ぎみでブナの生育に適した環境とは思えません。樹齢はどのくらいなのでしょうか。

 ブナの木(A)

 ブナの木(A)の枝と黄葉

 

双幹のブナの木(A)は根本で2本の太い幹に分かれている。

 

ブナの殻斗、イヌブナではなく確かにブナです。

 

ブナの木(B)根元から数本の幹が出ている。

 

(投稿:ワイルド馴鹿)

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