This Time ~for me~

ぐうたらかあさんの日々雑感…雑感だけで、情報は書いてません

ぴぃ~ひゃら~

2006-01-25 12:00:01 | side-b
1月25日と言えば初天神。
家のそばにも天満宮があって、毎年のこの日、獅子舞がやってきて、
うちの地域を廻ります。

獅子舞にはいくつかのチームが(社中とよばれるもの)があって、
殆ど1年中、全国のどこかの地域を廻っているそうです。
私の実家も同じ社中のかたが廻ってこられていたので、
子どもの頃からのお馴染みの顔が今の地域にも廻ってこられます。
(昔おどけた万才を見せてくれた味のあるおじいさんは亡くなられたようですが・・・)

朝7時頃に神社に舞を奉納した後、馴染みの家を1軒1軒まわります。
お米やご祝儀を玄関先に用意して鍵を開け、獅子舞がまわってくるのを待ちます。
独特の笛の音に、子どもの頃はわくわくしたものです。
(あっ、今もどこかで笛の音が聞こえてきます)
玄関先で御祓いの舞を奉納し、お札を置いていかれます。

この獅子舞に頭を噛んでもらうと頭がよくなると言われています。
次女に「(受験だから)噛んでもらいーな」と言いましたが、
さすがにお年頃の今は恥ずかしいようです。
(小さい頃は怖がって泣いてたし、数えるほどしか噛んで貰ってない。それがいけなかったのかな?(;^_^A)

集団登校のため集まってた小学生の女の子2人が、お獅子の元へ・・・
頭を噛んでもらって、「わぁ~」っと手をあげて喜んでいました。
可愛い~~~
この可愛さ、素直さ、うちの娘さんはどこへ置いてきたのやら・・・

一通り地域を廻ると、自治会長さんの家でお昼を食べ、そのお礼に舞を奉納されます。
その後、舞をもっと見たいという家は、少しご祝儀をはずむと、
万才(三河万才風)や茶碗・剣等を使った芸や特別な舞を見せてくれます。
5年前に亡くなった私の祖母は毎年これを楽しみにしていて、
なにがしかのご祝儀を渡して、『おやまの道中』という出し物を見るのを
楽しみにしていました。
   これはお獅子がお化粧をして、きれいな“べべ”を着てお嫁に行く支度をする・・・というような内容の舞です。
   この舞はもう一人の人の肩の上に乗って舞うのでかなりの高さです。
ご近所にも声をかけて、お茶を用意し、みんなで賑やかに見たものでした。
最近はそういうお家も減ってきて、
素晴らしい伝統芸やお囃子を見たり聞いたりする機会が減ったのは残念です。

       お札です


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 本日、ランチ日 | トップ | 初オンエアー☆ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (チョコミ)
2006-01-25 12:04:34
アナザから飛んでまいりました。若草色の早春のお部屋でステキですね。地元と密着した生活いいな。根無し草のような生活をなが~くしているわたしには憧れです。
返信する
>ようこそ! (kaz)
2006-01-25 12:14:56
チョコミさん、はるばる海を越えてようこそ!(笑)

ただ今投稿中でございました。(やや内容変わるかも・・・)

田舎で何にもないところですが、

こうしてブログを書いてみると、

派手ではないけど脈々と続いているものがあることに気付いています。

訪問、ありがとうございました。

また来てね!

返信する

コメントを投稿

side-b」カテゴリの最新記事